写真が語る満州国

写真が語る満州国

1,210円 (税込)

6pt

3.8

満州民族、漢民族、朝鮮民族、蒙古民族、日本民族が協力し争いのない平和な国づくりを目指した満州国。満州躍進の象徴となった特急「あじあ」号、日満親善のアイコンとなった満映の李香蘭、智謀・石原莞爾参謀が「世界最終戦争」のために引き起こした満州事変、清朝復活の執念にとらわれた皇帝溥儀、国策で満州に渡った二七万人の満蒙開拓団……。五族協和の王道楽土を夢見た約一五五万人(軍人を除く)の在留邦人はどう暮らしたか。ソ連による満州侵攻、日本敗戦によって、彼らに何が起こったか。わずか一三年あまりで消えた実験国家の建国から崩壊まで貴重写真でひもとく。

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写真が語る満州国 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    豊富な、そして貴重なモノと見受けられる写真を添えて「満州国」に纏わる事柄を語る一冊である。読み応え、写真の見応えが在った。
    日露戦争の辺りで大陸に権益を求めてそれを獲得して行き、中国大陸での様々な行動という前日譚のような事柄が在って、やがて満州国が建国されて行き、満州国での産業活動や文化活動や建設や

    0
    2025年03月22日

    Posted by ブクログ

    満州国の写真集。ビジュアルから満州国を理解したい場合の入口になる。勿論文章は簡潔ではある。

    「満州国は私の描いた作品」とのたまわった岸にとっては満州は巨大な被検体に過ぎなかっただろうし、もう少し理系にシフトしていたら、丹下の前に岸がいたのかも知れない。

    もし父が満州国で生まれていたら今自分は存在

    0
    2025年09月06日

    Posted by ブクログ

    20240829-0905? 写真が豊富。昭和7年から20年までのわずか13年で消えた実験国家の成立前後の事情について簡潔な説明があり、ここを読むだけでも昭和史の一端が理解できる。私は満鉄調査部の成り立ちとその後に興味があったので、岸信介が満州国の産業開発5か年計画などに深くかかわっていたことも知れ

    0
    2024年09月16日

    Posted by ブクログ

    興味深い写真が多数掲載されている。重工業の発展、日本社会の貧困を背景にもつ開拓民の生活、都市の賑わいや国際化を示すものなど、幅広い。

    0
    2025年09月20日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    写真が語る満州国

    著者:太平洋戦争研究会
    発行者:喜入冬子
    発行:2024年7月10日
    ちくま新書

    日本が満州に溥儀を立てて成立させ、経営をしていた満州国について、当時の写真を多く集めて語っていく、なかなかの労作。各章、前半に写真をたくさん掲載し、後半に文章で歴史を語っていく。したがって、文章自

    0
    2024年09月27日

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