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「これは行ってみたい」とメモりたくなる店多数! 当代きっての美食家が、現代日本の外食グルメの歴史を自身の体験と共に記す。70年代から始まるフランス料理の隆盛、バブルと共にやってきた「イタ飯」ブーム、内装とサービスにこだわったエンタメレストラン、グルメメディア事情、フーディーの登場、東京再開発によって活況を呈するイノベーティブレストランまで、「グルメの現代史」を総ざらい!
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Posted by ブクログ
昔は良かった的な大御所の懐古ではなく、グルメサイトの変遷やコロナ前後の変化、和食の世界進出など多彩なテーマで楽しめた。紹介された店にひとつくらいは行ってみたい
外食産業と言っても、個人店からチェーン店、購入店まで様々。著者がおすすめの美味しいお店を紹介したものかと思いましたが、外食の変遷を記した一冊。 ネットやSNSの普及は、隠れた名店が日の目を当たるとともに、冒頭の高級寿司店に場違いな客を呼び寄せる弊害にも繋がることも。それだけにクローズドな空間がより魅...続きを読む力的なものになる気がします。 日本の経済が沈下していく一方で、世界の富裕層が日本の食文化に魅了されるというのは、非肉な話にも感じます。円安で海外に出る若者が多いことは、内向きな国民性を少しずつ変えていくのでしょうか。 食による街作りの話など、これから先も食の重要性が増していくのでしょうか。 それでも、生きることは食べることと思えば、美味しいものを食べられることは、いつの時代も幸せなことだと実感。私は、近所のファミレスでも満足ですが。それだけ日本のクオリティは高いのでしょうね。
<目次> 第1章 外食グルメの黎明期 第2章 バブル前夜 第3章 バブルへGO! 第4章 エル・ブジとサンセバスチャン 第5章 垣根が溶け始めた時代 第6章 グルメメディアの変遷 第7章 フーディ登場 第8章 外食産業の5つの方向性 第9章 コロナ禍の試練 第10章 東京グルメの...続きを読む未来 <内容> 美味しい店の紹介と思ってはいけない。グルメ業界の変遷を追った本だ。外食店(すし屋や割烹、レストラン)の内情、グルメメディアの誕生と展開、フーディ(食通よりもいろいろと食べ歩く人と著者は定義)の登場と広がり。インバウンドの話。海外事情。この20年くらいで、外食業界はものすごく変わった。美味しいものを日本人が当たり前に食べられる時代は終わったのだ。
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柏原光太郎
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