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Posted by ブクログ
初読みの作者さん。
東京の老舗文房具店でバイヤーとして働いていた史郎が、祖母の死を機に、京都伏見で営まれていた文房具店を継ぐことにした…というところから始まるお話。
私としては舞台が京阪沿線というだけでポイントアップ。あの辺りの商店街の風情が目に浮かぶ。
第一話、第二話ともよくある展開には思えるが、ちょっと素敵な鉛筆や万年筆が絡んで、読み心地は悪くない。
そうした文房具にまつわる日常の謎解きだと油断していたら、第三話になって、人が死んでちょっとびっくり。こちらはかなり持って回った話になり、ネタも後出しされた感でややしんなり。取り上げられた万年筆にガラスペンやインクはネットで見てみたがなかなかに綺麗。
第四話は大学の学園祭で起きた書道の道具紛失事件だが、登場人物だけ賑々しくて、事件はついでのような感じも。
はとこの梨花ちゃんの存在を含め続編書きたそうな第四話だったが、書くなら最初のほうの話のような作りにしてね。それから故人にまつわる謎ってちょっと辛気臭いので、その辺は無しで。
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