声と文字の人類学

声と文字の人類学

1,760円 (税込)

8pt

4.5

「文字イコール文明」というイメージを覆す

「文字による伝達が生まれると文明が生まれる」と見る人類史が見落としてきた事例は多い。本書は、古代ギリシャから中世英国、近代日本、現代バリまで、「声より先に文字がある」「文字記録が信頼されない」例を集め、字を書くことと「口伝え」との境界面を探ることを通じて文明の常識を問いなおす。

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声と文字の人類学 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    「リテラシーとは何なのか?」という問題について興味を持ったものの、通り一遍の理解ではつまらんな、と思って本書へ。リテラシーとリテラシーがもたらす影響について、「識字化以前/以後」、「音声VS文字」といった二項対立を超えた理解の仕方についてたくさんのヒントを与えてくれる。というより、読むほどに問題が複

    0
    2025年10月05日

    Posted by ブクログ

    「最初に声の文化があって、その後文字の文化が生まれた」という文明観を再検討した本。

    最初に取り上げられるのは、ジャック・グディ(初めて知った学者だ)、マクルーハン、オングのリテラシー研究。
    文字が人間の認識様式を変容させ、西洋的科学を発展させ、視覚を特権化した、とまとめてある。
    これに対して、筆者

    0
    2024年11月17日

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