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Posted by ブクログ 2014年06月20日
3年3ヶ月に渡って民主党は政権を運営したが、それは誰もが認めるように失敗に終わった。現在の自民党第2次安倍政権でも未だ民主党員として活動している議員を中心にインタビューし、民主党の失敗を検証する。鳩山、管、小沢ら元重鎮や落選議員にインタビューをしていないのは残念だが、恨み辛みや自己防衛の言葉ばかり並...続きを読む
Posted by ブクログ 2013年11月15日
私は民主党のリベラル思想には馴染めないが(したがってこれまで一度も民主党に投票したことはない)、船橋洋一氏は元朝日新聞であり、民主党にシンパシーをまだ持っている様子。
そういった方がまとめた本ではあるが、中身は、客観的に、公正に民主党政権の何がダメだったのかを検証している。各章の担当者は船橋氏ほど...続きを読む
Posted by ブクログ 2019年10月04日
政権を担える野党が必要、と言われて久しいが、先の民主党政権の失敗から(本書含めて)多々の教材を得た筈だが、昨今の野党の動きを見るにつけ、それらへの反省と改善の取り組みが為されず、官僚機構を使いこなしたり、幼稚な自己主張を取り下げることもせずに離合集散を繰り返す様は、かつての民主党政権の惨状を繰り返し...続きを読む
Posted by ブクログ 2019年08月18日
民主党政権が失敗であった事は、本書のタイトルにもあるように議論の余地は無いが、だからといって、未来永劫自民党政権が続くことが良いわけは無い。与党と異なる選択肢を我々が持つためには、民主党政権の何がまずかったかをきちんと検証することが必要である。そのための基礎作業として本書は重要である。
あと気がつい...続きを読む
Posted by ブクログ 2019年11月24日
第1章 マニフェスト なぜ実現できなかったのか 中北浩爾 から考える。
民主党政権交代前、意外にも、選挙民にバラ色な政策を増やし、財源を増加させて来たのは、長年政権政党についていた自民党に在籍していた小沢であるという。
はっきり言って、この人は、選挙は上手だが、そして、どこかボンボン的選挙手法を行な...続きを読む
Posted by ブクログ 2019年07月24日
あの「悪夢」を冷静・中立に分析した一冊。本書は、わずか三年三ヶ月の短命に終わった民主党政権の「失敗」を様々な角度から分析したものである。いずれの章もイデオロギー色はなく、データに基づいた議論が行われている。
本書を読むと、民主党政権は様々なシステム(「政治主導」や「子ども手当」など)を掲げて無党...続きを読む
Posted by ブクログ 2015年11月28日
当初は期待を集めた民主党政権だが、日に日に国民の失望は高まり、3年3か月で政権から転落することとなった。本書は、民主党政権はどこで失敗したのか、それは、誰の、どういう責任によるものなのか、どこから何を教訓として導き出すべきか、ということについて、マニフェスト、政治主導、経済と財政、外交・安保、子ども...続きを読む
Posted by ブクログ 2014年12月02日
戦後日本政治史における初めての本格的政権交代は、自民党の復権というよりも、民主党の自滅という形で3年3カ月で幕を閉じた。果たして、何が問題だったのか、民主党員へのアンケートや書籍などを通じて、その原因と内部で行われたことを丹念に新書にまとめている本。
内容は、それぞれ頓挫した、マニフェスト、政治主...続きを読む
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