すぐ忘れる日本人の精神構造史

すぐ忘れる日本人の精神構造史

1,760円 (税込)

8pt

3.0

いくら外国を真似ても、結局日本人は日本人!

生活が苦しくても「しかたがない」と我慢する、責任追及をせず問題点をふわっとさせたまま何となく進み、やがて忘れる――そんな日本人の思考や行動の傾向性は「稲作を土台に、律令制+荘園制+武家政権の時代」を経て培われてきたといえる。本書では日本の歴史の経歴、慣習の積み重ねを民俗学の視点から歴史を追跡することで、どうやってそのような日本人が育まれたのかを知り、これからの社会のあり方、日本人のあり方を考える。

日本にあるのは「宗教」ではなく「信仰と学問」、「民主主義」や「人権」の理解は欧米とは異なる日本流、明治政府の体制は西洋化のと思いきや古代律令国家の体制の復活、など、いわゆる「日本史」を通して学ぶだけでは見えない視点が、民俗学の視点を通すことで浮かび上がってくる。

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すぐ忘れる日本人の精神構造史 のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ

    読み始めて2ページ目と6行目。
    2011年2月11日の東日本大震災と書いてある。
    いやまだ読んでないからわからないけどこれは何?日本国民全員が忘れないであろう日の日付を間違える?
    それともタイトルに対する皮肉?
    単なる見過ごしだとしたら、あまりにも稚拙すぎる。
    それとも私がパラレル移動したとでも言う

    0
    2025年07月15日

    Posted by ブクログ

    民俗学の視点で、弥生時代くらいから今に至るまでの日本の歴史から現代日本人の考え方をやや批判的に分析している、結構左寄りの本。

    それぞれの時代の環境で人々の倫理観や死生観も変わってくるものだが、政治体制的には「天皇を頂いた下で」が継続されている。しかし政治体制的にはともかく、大半の国民が貧しかった頃

    0
    2024年09月01日

    Posted by ブクログ

    「すぐ忘れる日本人の精神構造」を民俗学の視点から時代に沿って解説していくのか。民俗学者が書いてるのだから、面白そうではないか、ということで手に取る。

    すぐ忘れる日本人、と聞いて思い浮かべたのは、イザベラ・バードだったかエドワード・モースだったか幕末から維新にかけて来日した外国人が、日本の家は紙と木

    0
    2024年08月27日

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