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わたしたちが日々意識せずにおこなう「他者といる技法」。そのすばらしさや正しさだけでなく、苦しみや悪も含めて、できるかぎり透明に描くにはどうしたらよいか──。思いやりとかげぐち、親と子のコミュニケーション、「外国人」の語られ方、マナーを守ることといった様々な技法から浮かび上がるのは、〈承認と葛藤の体系としての社会〉と〈私〉との間の、複雑な相互関係だ。ときに危険で不気味な存在にもなる他者とともにいる、そうした社会と私自身を問いつづけるための、数々の道具を提供する書。
...続きを読むPosted by ブクログ 2024年03月07日
この本が1998年に発刊されていること、この2024年に文庫版が発刊されたことの意味を考えています。
他者といる技法について、「理解」の限界とその先にあるコミュニケーションの可能性について示されている。他者といるというその手法について様々な論点から整理されていて、少し前の本ながら読みやすい。
個...続きを読む
Posted by ブクログ 2024年04月18日
いつもこういう類の本は最初真剣に読むけどだんだんわからなくなって字追ってるだけになるので、今回は時間をかけてゆっくり読んでみた。
結果、やっぱわからないところは多かった、、
かなり学術的な内容だった。
相手のことがわからないことは当たり前、自分のことを(ある程度)理解してもらえないのも当たり前だと思...続きを読む
Posted by ブクログ 2024年03月31日
タイトルが気になって、ネットで注文。
届くのに時間がかかった。人気なのだろうか。
読むのに体力がいる本だった。
けれど、新しい視点がたくさん。
陰口が「思いやり体系」を壊さないためのものだったり、中間階級は大変だったり。
一貫したことを突きつめる内容ではなく、章ごとに別なテーマを取り扱っている...続きを読む
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