ジェンダー史10講

ジェンダー史10講

1,056円 (税込)

5pt

暗黙のうちに男性主体で語られてきた歴史は,女性史研究の長年の歩みと「ジェンダー」概念がもたらした認識転換によって,根本的に見直されている.史学史を振り返りつつ,家族・身体・政治・福祉・労働・戦争・植民地といったフィールドで女性史とジェンダー史が歴史の見方をいかに刷新してきたかを論じる,総合的入門書.

...続きを読む

詳しい情報を見る

閲覧環境

注意事項あり
  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア
  • 【閲覧できない環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

ジェンダー史10講 のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    どちらかと言うと《「フェミニズム」寄りのジェンダー論》と思い手に取った。しかし違った。《ジェンダー史》という存在と意味を改めて考えさせられるキッカケになったと思う。

    『正邪の判断はこの中には無い』
    この本は自律している。何かに加担することなく冷静に方法論を考え、可能な調査結果を分析とその信頼性をも

    0
    2025年09月09日

    Posted by ブクログ

    新書ということもあって平易で簡潔に書かれていて読みやすい。内容は女性史やジェンダー史の勃興から歴史叙述との関係、家族史や身体史や労働史、他には近代家族論、社会構築論、ポスコロなんかが扱われている。ほとんどの章で日本やアジアのことについての記述が含まれていて、読んでいて沸いた「日本やその他の地域ではど

    0
    2024年03月16日

    Posted by ブクログ

    ジェンダー史の基本について学べるだけでなく、戦争、福祉、労働とジェンダーについても学べる。

    「日本での第二次世界大戦中の女性事務職の急激な拡大は、戦後、女性に「特別な配慮を要する存在」というあらたな意味を与えることによって、「花嫁修業としてのOL」、「判断事務=男性」「作業事務=女性」という事務職

    0
    2025年06月30日

    Posted by ブクログ

    ジェンダー初学者としては、目からウロコの内容だった。特に、第5講「家族を歴史化する」、第6講「近代社会の編成基盤としてのジェンダー」は、視点の変更を迫られるものだった。

    以下の点は、本書で特に衝撃的に受け止めた点として概略をメモしておく。

    ・ルソー、エミール、服従は女性の自然の状態、夫に従いつつ

    0
    2024年10月25日

    Posted by ブクログ

    「ジェンダー史」の成立までと、それが明らかにしてきたものを10章に分けて説いている。

    実は本書を読む前、ちょっと誤解していて、ジェンダー研究の歴史のかと思っていた。
    が、そうではなく、歴史学の中で、ジェンダーがどのように主題化していくのかということだった。
    ならば、どうして「ジェンダー史学」とか「

    0
    2024年06月02日

    Posted by ブクログ

    読んでいる途中だけど、第4章の記述の中で、歴史を考える上で、「正史」という見解はもはや成り立たず、ジェンダー史もある見方としての歴史の一つなのだ、という指摘は心に留めておく必要があると思った。
    ジェンダー史だけでなく、障害者の観点から捉えた歴史とか、民族や移民の観点からとらえた歴史とか、多様な歴史の

    0
    2024年03月20日

    Posted by ブクログ

    長かった~。でも久しぶりに「勉強の本だ!」と思った。歴史学の文法。
    女性の地位向上、と一口にいっても時代によってその論理は異なるのだ。
    中世以前は近代的家族観とは全く違った意味合いだったんだね。子宮は男性器の裏返しってウケる。そういうこともすべて、科学者がひとつひとつ解明していったことなのだ。

    0
    2025年01月03日

    Posted by ブクログ

    ジェンダーとはなんだろう。
    本書は女性史について10個のポイントを挙げて解説する。

    自分自身がイメージしていたものが歴史的に見るとある種思い込みであったことに気づかせてくれた。
    例えば、一言で「フェミニズム」といっても母性主義に則ったもの(日本では平塚らいてうなどが代表)であったり、
    ウーマンリブ

    0
    2024年08月21日

    Posted by ブクログ

    ★★★ 読めてよかった

    この本では、主に元来の「男性の視点のみ」から語られてきた歴史を批判して登場した女性史の成立・女性の権利の歴史などを追っていくものだ。例えばルネサンスは従来の歴史では芸術の復興などとポジティブな見方をされているが、女性の視点から、特に富裕層の女性からすると、恋愛・結婚の自由を

    0
    2024年07月09日

    Posted by ブクログ

    第7講「身体」だけめくってみるけど不安になる。デューデン先生やラカー先生そんなに権威みたいに扱って大丈夫なんだろうか。ていうか、あちこち出典なしで断定的な表現で書かれているのでよろしくないと思う。

    0
    2024年05月06日

ジェンダー史10講 の詳細情報

閲覧環境

注意事項あり
  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア
  • 【閲覧できない環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

岩波新書 の最新刊

無料で読める 学術・語学

学術・語学 ランキング

姫岡とし子 のこれもおすすめ

同じジャンルの本を探す