愛を知らぬ令嬢と天狐様の政略結婚二～幸せな二人の未来～

クレハ / 凪かすみ

名家・華宮の当主であり、伝説のあやかし・天狐を宿す青葉の花嫁となった真白。幸せな毎日を過ごしていた二人の前に、青葉と同じくあやかしを宿す鬼神の宿主・浅葱が現れる。真白と親し気に話す浅葱に嫉妬する青葉だが、浅葱にはある秘密と企みがあった。二人に不穏な影が迫るが、青葉の真白への愛は何があっても揺るがず――。特別であるがゆえに孤高の青葉、そして花嫁である真白。唯一無二の二人の物語がついに完結！

• カテゴリ: ライトノベル
• ジャンル: 女性向けライトノベル
• 出版社: スターツ出版
• 掲載誌・レーベル: スターツ出版文庫
• ページ数: 240ページ
• 電子版発売日: 2024年08月28日
• コンテンツ形式: EPUB
• サイズ(目安): 1MB

[ブクログ · ★★★★★]

完結してしまいましたが、浅葱が好きなので
未来の話がより多く読めればと感じました。
それでも、とても良い終わり方になっています。

[ブクログ · ★★★★☆]

天狐を閉じ込めるために外部の情報を見せないようにするなんてね～
でも一族の集まりで喋ってるのを聞いて外部の情報を知っていたなんて耳が良いんだろう
でも真白のお陰で失神者が出なくなったり青葉とゲームしたりと使用人達と仲良くなれて良かった
しかも長年の友､浅葱を助けた事でまた喜びが増えたよね
いつの間にか子供も居て､幸せいっぱいな家族になったね

[ブクログ · ★★★★★]

天狐を宿す青葉がいるなら
他にもあやかしを宿す方がいるとは思ってたから
鬼神を宿す浅葱が登場したことは驚かなかった。

それに浅葱の身体は別の所にあって
精神だけで移動して
青葉たちの屋敷まで来てたなんて
あやかしの力は流石だと思う。

でも浅葱は
鬼神を宿した時から地下牢に監禁されて
鬼神の力を利用され続け
最近は力が弱まり長くないことを悟っていた。

浅葱からしたら
青葉が敷地内だけでも自由なのは
羨ましいくて妬ましくて
青葉たちに意地悪したくなる気持ちは
よく理解できるし
出来ることなら助けたいと思った。

だから
青葉が天狐を宿してから初めて敷地内を出て
浅葱を助けに向かった時は
周りは戻って来るのか心配だろうけど
青葉の決断に嬉しくなったし
絶対に浅葱を助けて帰ってきて
と思わず祈ってたよね。

真白は
絶対に青葉は戻ってくると信じてて
屋敷の者よりも青葉と過ごした期間は
圧倒的に短いのに信頼関係強いのが伝わってきた。

その後
青葉と浅葱が一緒に戻ってきて
同じ屋敷で過ごすようになるし
青葉と真白に子供が産まれて
幸せで楽しそうな時間が流れてて本当よかった。