黒十字サナトリウム

黒十字サナトリウム

作者名 :
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作品内容

黒十字サナトリウムは患者様の性別、年齢、人種、また資産や社会的地位など一切を問いません。けれども一つだけ共通点がございます。此処にいる方は、どなたも御自分を吸血鬼のたぐい、異形の存在だと思い込んでいらっしゃるのでした…。その家はいつしか『吸血鬼屋敷』と呼ばれるようになった。そんな彼らが集う、黒十字サナトリウム。復活祭の日、何かが起こる―。第9回日本SF新人賞を受賞した、流麗かつ壮大な幻想譚。※巻末ページのリンク先にはジャンプ出来ませんのでご了承下さい。

カテゴリ
小説・文芸
ジャンル
SF・ファンタジー / SF(国内)
出版社
徳間書店
電子版発売日
2012年03月23日
コンテンツ形式
XMDF
サイズ(目安)
1MB

黒十字サナトリウム のユーザーレビュー

    Posted by ブクログ 2017年01月29日

    8+1の短編からなる連作。読みづらい、分かりづらい話もあったが、この美しく妖しい世界観に惹き込まれた。日本SF新人賞(新人賞!?)受賞作品。
    双子のミシィカ&レイナが登場してから断然面白くなる。一番気に入ったのは最後の話かな。ああ、カイ…。(この、ネーミングに雪の女王を連想した人は多いはず)こんなに...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2014年12月26日

    面白かったー!二段組で読みごたえあった。長いけれど、たいくつしない。
    ミシィカとレイナは、「こいきなやつら」の双子ちゃんを彷彿とさせるイメージ(あくまでも個人的に…)
    お耽美な世界観(表紙絵の影響もある)の中に、いろいろ勉強したんだろうなぁという蘊蓄が詰め込まれていて面白い。
    言葉遣いがしっかりして...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2013年02月28日

    短編集なのかなと読み進めますが、最後に繋がり、
    なんて華麗で素敵な物語なのだろうとうっとりしました。
    耽美な文章は心地よく、あまりの酩酊感に本を閉じ、眠りました。
    アホな私は吸血鬼ではなく睡魔に襲われ、何度も読むのを諦めかけました。
    せめて行間をもう少しあけてくれませんかねと、何度も呟きました。
    ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2011年11月19日

     時系列を超えて、吸血鬼である双子の兄妹を中心に描かれる幻想譚。全編にわたる抑制の効いた表現が却って戦慄的であり、冷たい蒼色が通奏されている。

     内容も充分に整合性がとれ、読み心地が良く文章も美しい。医学的描写も光っている。個人的に印象が残ったのは「通りの瓦斯燈に青い灯が入ったとき」という章。妹レ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2013年03月19日

    好きな要素がたっぷりつまっているはずなのに、衒学的な小説も好きなはずなのに、なんだか重苦しくて読み進めるのがしんどかった。
    しばらくこの作家さんはいいかなという感じもするけど、黒猫ギムナジウムのほうは波長があうと思うので、そちらだけは読んでみたい。

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    Posted by ブクログ 2012年12月13日

     久しぶりに2段組の本を読んだ。字が小さい!読み応えあるよ!である。
     感想はともかくとして、この中に出てくるナースドリーがあまりにもニーナに見えてしょうがなかった。よいナースでした。

     批判的な意味合いはないけど、しかしこれがSFなのかと驚くww SFも裾野広いなぁ。

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    Posted by ブクログ 2011年10月11日

    時系列が時間通りに語られないところは‘ポーの一族’っぽいですが。思春期に出会ったエドガーの世界とはちがうような気がする。第五話は少しだけロビン・カーの気持ちがわかるかも。(自分もエドガーが迎えにくるのを待っていたので)

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    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2012年12月15日

    吸血鬼のお話です。
    最初は1文が長い箇所が結構多かったので
    読みづらいかな?と思ったのですが慣れました。

    単に「吸血鬼が出てきて、血を吸います」という話じゃないのが良い。
    部落差別、易出血症、キリストの復活等が絡んでくるのが興味深いところでした。
    「なぜ吸血鬼は存在するのか」
    そこの語...続きを読む

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