黒田官兵衛 「天下を狙った軍師」の実像

黒田官兵衛 「天下を狙った軍師」の実像

990円 (税込)

4pt

3.9

時代の趨勢を読み、織田陣営についた黒田官兵衛は、瞬く間に頭角を現した。秀吉の右腕として中国経略、九州遠征、小田原合戦など各地を転戦。官兵衛の働きなくして秀吉による全国統一もなかった。「稀代の軍師」とも呼ばれる武将の活躍の実態はいかなるものだったのか。関ヶ原合戦に際して天下を目指したとする説の真偽は――。茶の湯や連歌に優れ、キリスト教信仰を貫くなど、名将の知られざる側面にも光を当てる意欲的評伝。

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黒田官兵衛 「天下を狙った軍師」の実像 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    秀吉に仕えた希代の軍師、黒田官兵衛を信頼できる文献から歴史的に再構築を試みた評伝です。そこからは、知的な沈着冷静で誠実な人柄が浮かびあがってきます。

    黒田官兵衛の実像は、次のようなものです。

    ■徹底したリアリスト
     ・天才的な戦上手、あわせて、兵站、築城、検地
     ・信長が中国攻略を始めた時にすで

    0
    2022年07月07日

    Posted by ブクログ

    史料に基づく叙述で、史料で確認できない事跡はきちんと明記している点は好感が持てた。人によっては歯切れ悪い印象を与えてしまうかも知れない。江戸東京博物館の黒田官兵衛展をみた直後だったので、直接みた史料が紹介されていて興味深く読むことができた。

    0
    2014年07月04日

    Posted by ブクログ

    大河ドラマと中津城で注目している黒田官兵衛の人生を知りたくて読んでみた。
    思慮深い面があり、冷静さを持っているのはドラマで想像がつくけれど、晩年、また茶の湯や和歌にも造詣が深いところもあることを知り得た。
    九州征伐で特に石垣原合戦は、興味深かった。

    軍師と言うと策略にたけているイメージがどうしても

    0
    2014年03月29日

    Posted by ブクログ

    確かな史料をもとにしつつ、よく知られている逸話も紹介しながら、黒田官兵衛の足跡を辿った評伝。官兵衛の文化人としての側面、キリシタンとしての側面に焦点を当てているところに特色がある。本書では、官兵衛はいわゆる「軍師」という役割にはなかったと結論づけている。
    大河ドラマ「軍師官兵衛」を見るにあたり、背景

    0
    2014年02月09日

    Posted by ブクログ

    軍師なんかでなく、天才でもなく、上司の命令に忠実な有能な執政官としての官兵衛が彼の実像ではないか。我々は後世に面白おかしく作られた逸話に惑わされているような気がする。

    0
    2013年12月22日

    Posted by ブクログ

    黒田官兵衛を知りたい人の入門書です。

    遺言状の「堪忍」と言う言葉が印象的でした。

    連歌に通じていたのはしりませんでした。

    0
    2013年12月15日

    Posted by ブクログ

    時代の趨勢を読み、織田陣営についた黒田官兵衛は、瞬く間に頭角を現した。秀吉の右腕として中国経略、九州遠征、小田原合戦など各地を転戦。官兵衛の働きなくして秀吉による全国統一もなかった。「稀代の軍師」とも呼ばれる武将の活躍の実態はいかなるものだったのか。関ヶ原合戦に際して天下を目指したとする説の真偽は―

    0
    2014年05月07日

    Posted by ブクログ

    大河ドラマの主役ということで読む。

    何種類もある「勘兵衛」本でどれを読むか迷ったが、世間に定着してるイメージとほ違う、歴史上の実像をしっかり描いていそうな新書を選ぶ。
    その意味では、的確な資料をもとに、逸話等は極力抑え、淡々とその事跡を追う姿勢には好感が持てたが、人物「勘兵衛」を知る上では、やはり

    0
    2014年01月02日

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