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マヤのピラミッド、ナスカの地上絵、マチュピチュの祭祀、湖上都市テノチティトラン。最新知見から実像を描き、文明の見方を覆す!
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Posted by ブクログ
かつて密林に消えたマヤ、空中都市のようなインカ、巨大地上絵を描いたナスカ、そして祭祀と戦争に明け暮れたアステカ。いずれも「滅んだ文明」として語られてきた。だが近年の研究は彼らの実像を塗り替えつつある。都市の構造、交易の広がり、信仰の複雑さ──人類学や考古学の進展は静かに常識を覆していく。文明の興亡は...続きを読む一過性のものではなく人と自然との関係を映す鏡なのかもしれない。自然科学だけでなく人文科学もまた世界の見え方を変えてゆく。青山和夫編『古代アメリカ文明』はその最前線を私たちに教えてくれる。
日本の歴史教科書のみでいまだに使われ続ける「世界四大文明」では過小評価されるメソアメリカ文明とアンデス文明について最新の研究で何がどこまでわかってきているのか概観する新書。メソポタミア、中国と並び世界に四つしかない一次文明(他の影響ではなく独自に発展した文明)として人類史を考える上では欠かせない文明...続きを読むであるにもかかわらず日本ではほとんど知られていないか偏見に塗れた情報しかない。これから徐々に一般向けの書籍も増えていくことを期待したいですね。
教科書における古代アメリカ文明の記述は研究成果とはかけ離れているらしいです。壺に描かれた少女が生贄で目に表情がない(つまり生きていない)という事実にハッとさせられました。
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古代アメリカ文明 マヤ・アステカ・ナスカ・インカの実像
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青山和夫
井上幸孝
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