氷室冴子とその時代 増補版

氷室冴子とその時代 増補版

2,640円 (税込)

13pt

4.0

80~90年代、少女小説を中心に活躍し、再評価の機運も高まる作家・氷室冴子。少女小説研究の第一人者が丹念な調査と取材から、その全貌に迫る。作家や編集者に追加取材を行い増補刊行!

少女小説の革新、「女性作家」としての活躍と葛藤、新たなジャンルへの挑戦――
80~90年代、エンタメ小説の最前線で戦い続けた、

いま、最も再評価すべき作家の全貌に迫る。


『クララ白書』『雑居時代』『なぎさボーイ』『なんて素敵にジャパネスク』などの少女小説、ジブリアニメにもなった青春小説『海がきこえる』、エッセイ『いっぱしの女』『冴子の母娘草』などで絶大な支持を得、今も人気女性作家たちがその影響を公言する作家・氷室冴子(1957-2008)。少女小説研究の第一人者が丹念な資料調査と取材から、その功績と志に迫る。

若木未生氏、桑原水菜氏や各社担当編集者のインタビューを増補。
未完の傑作『銀の海 金の大地』第二部についての証言も収録!

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氷室冴子とその時代 増補版 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2023年07月07日

    氷室作品との出会いはかなり遅かったので、当時の様子や熱気が知れるのが嬉しい。
    各作品の解説はもちろん、作家が何を思い何を見ていたのかを、資料から掘り起こされているので読み応えあり。
    氷室作品が未来の読者に発見されることを願います。

    0

    Posted by ブクログ 2023年09月16日

    少女時代に夢中で読んだ氷室冴子作品の数々。クララ白書、ジャパネスク、なぎさシリーズ、雑居時代…繰り返し読み続けたコバルト文庫。もう一度読み返したくなった。

    0

    Posted by ブクログ 2023年09月24日

    書店で見かけて読んでみた。氷室冴子の本は10代のころ読み漁った。久しぶりに名前を見かけた。

    氷室冴子の作品や時代背景、本人のことなどについて書かれている。文章が硬くて、参考文献が多くて、研究論文みたいだなと思った。

    氷室冴子の本で、最初に読んだのは「多恵子ガール」だったと思う。恋愛、友情、受験、...続きを読む

    0

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