松籟邸の隣人(二) 炎夏の章

松籟邸の隣人(二) 炎夏の章

2,200円 (税込)

11pt

3.5

吉田茂少年が、大磯の地で、徳川の忠義の士に襲われた! 夏休みをのんびり過ごすため、別荘・松籟邸に滞在している間の出来事である。時は明治27年(1894)、日清戦争前夜、世の中では物騒な事件が頻発していた。外相・陸奥宗光による最強国イギリスとの命懸けの駆け引きが成り、不平等条約改正にこぎつけた日本だったが、まだ徳川の世をひきずり、不満を持つ輩も多かったのである。茂の危機を救ったのは、謎の隣人・天人(あまと)。茂は天人を慕い、天人も茂のことを気にかけてくれていた。そんなある日、茂は大磯に滞在する陸奥宗光夫人・亮子から、天人の壮絶な前半生を明かされる。天人と亮子の切っても切れない関係を聞いた茂は……。虚と実を巧みに織り交ぜた、明治冒険小説第二弾!

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  • カテゴリ
    小説・文芸
  • ジャンル
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    PHP研究所
  • ページ数
    336ページ
  • 電子版発売日
    2025年03月19日
  • コンテンツ形式
    EPUB
  • サイズ(目安)
    1MB

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松籟邸の隣人(一) 青夏の章 のシリーズ作品

1~3巻配信中 1巻へ 最新刊へ
1~3件目 / 3件
  • 松籟邸の隣人(一) 青夏の章
    1,899円 (税込)
    明治時代の湘南といえば、大磯だった! この地には、明治20年代後半から、伊藤博文、大隈重信、陸奥宗光などの大物政治家や、岩崎弥之助など経済人が別荘を建て、そこを目指して多くの人が集まるようになった。また大磯は、日本初の海水浴場として、老若男女が集う一大リゾート地だったのである。本書は、この地をこよなく愛し、後に宰相となる少年・吉田茂と、謎の隣人・天人(あまと)の二人が、別荘地で起きる様々な事件を解決していく連作活劇ミステリー。茂が少年時代を過ごした吉田家の別荘は、父・健三によって「松籟邸」と名付けられていた。一方、隣人・天人が住んでいたのは、瀟洒な洋館。アメリカ帰りとも思えるこの若者は、一体何者なのか。そんな天人によって人間性を育まれた茂は……。『天離(あまさか)り果つる国』で注目を集めたエンタメ作家が、虚と実を巧みに織り交ぜて紡ぎ出した「明治浪漫」。
  • 松籟邸の隣人(二) 炎夏の章
    2,200円 (税込)
    吉田茂少年が、大磯の地で、徳川の忠義の士に襲われた! 夏休みをのんびり過ごすため、別荘・松籟邸に滞在している間の出来事である。時は明治27年(1894)、日清戦争前夜、世の中では物騒な事件が頻発していた。外相・陸奥宗光による最強国イギリスとの命懸けの駆け引きが成り、不平等条約改正にこぎつけた日本だったが、まだ徳川の世をひきずり、不満を持つ輩も多かったのである。茂の危機を救ったのは、謎の隣人・天人(あまと)。茂は天人を慕い、天人も茂のことを気にかけてくれていた。そんなある日、茂は大磯に滞在する陸奥宗光夫人・亮子から、天人の壮絶な前半生を明かされる。天人と亮子の切っても切れない関係を聞いた茂は……。虚と実を巧みに織り交ぜた、明治冒険小説第二弾!
  • 松籟邸の隣人(三) 永夏の章
    2,200円 (税込)
    藤沢の耕餘塾を卒業してから、学府を転々とした吉田茂は、20歳で学習院中等科に編入することになり、夏休みを大磯の別荘・松籟邸で過ごしていた。隣人・天人は茂にとってよき相談相手であり、いつも茂を守ってくれる頼もしい存在だった。やがて日本人悲願の改正条約施行日がやってくる。茂の敬愛する陸奥宗光が心血を注いで締結に漕ぎつけたものである。明治32年(1899)7月17日――横浜は、祝賀ムードに沸いていた。しかし、その国際港の桟橋に豪華客船より降り立ったのは、天人を息子の仇と憎み、復讐のチャンスをうかがう男だった。迫り来る危機に茂はどう対処するのか。茂と天人が力をあわせ、敵に立ち向かう明治青春小説&活劇ミステリー第三弾、完結編!

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松籟邸の隣人(二) 炎夏の章 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    待望の第2巻
    茂少年は行きたい学校が決まらず、退学を繰り返す。
    大磯には要人が集まる。
    そして血生臭い。
    時代が大きく変わろうとしている。
    100年以上前の話だけれど、どこか「今」に通じている。
    「今」もこの本に出てくるような「無骨」な人々がいてくれますように。そう願いながらページを進めた。

    0
    2025年05月11日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    吉田茂の少年時代の明治中期で大磯を舞台の中心としたミステリー第二巻目。

    明治26年から30年までが時代背景となっていて日清戦争と維新の要人たちの死が描かれています。
    ミステリーとしては前巻で明らかになった天人の更なる詳細や陸奥亮子との関係などが事件と絡みながら語られていきます。
    吉田少年も学校をい

    0
    2025年07月05日

松籟邸の隣人(二) 炎夏の章 の詳細情報

  • カテゴリ
    小説・文芸
  • ジャンル
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    PHP研究所
  • ページ数
    336ページ
  • 電子版発売日
    2025年03月19日
  • コンテンツ形式
    EPUB
  • サイズ(目安)
    1MB

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
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