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Posted by ブクログ
ボードに救いを求めた者には、駒たちがきっと応えてくれる。
人はその戦いを、──チェスと呼ぶ。
第12回ポプラ社新人小説賞受賞作。
チェスに人生を魅了された4人の若者たちに焦点を当てた連作短編集。
ある人は、幼い頃から病魔に身体を蝕まれながら、チェスに出会い生きる希望を見つけた。
ある人は、チェスに出会うことで、生涯の目標と伴侶を見つけた。
ある人は、生まれながらに全盲ながら、チェスと出会い人生に光を見出した。
そしてある人は、幼き頃より荒んだ環境で育ち、非行に走る毎日を過ごしていたが、チェスと出会い、チェスに全てを捧げた。
この4名にスポットを当てて物語は進んでいきますが、各章が時系列でリンクし合っているので、ドンドンとその物語に引き込まれていく。
チェスを題材にしていることで、多少のとっつきにくさはあるものの、チェスのルールがわからなくても全然楽しめる作品でした。
帯にもある通り『彼らの棋譜そのものが、生きた証なのだ。』まさにその通りだと思えるくらい、チェスに魅了され命を燃やした4人の物語だったと思う。
すごい没入感と心地よい読後感。いい作品だったなー。
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難病のため小児病棟に入院している透。
夢と現実の間で揺れる名門進学校に通う晴紀。
母親と折り合いの悪い全盲の少女・冴理。
少年院を出たのち、アメリカにわたった天涯孤独な青年・釣崎。
世界有数の頭脳スポーツ・チェスと出会い、その面白さに魅入られた4人の若者たちの人生が、64マスの盤上で、ドラマティックに交錯する――。
全選考委員の絶賛を集めた、第12回ポプラ社小説新人賞受賞作!
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