牡丹ちる おくり絵師

牡丹ちる おくり絵師

836円 (税込)

4pt

4.0

昔馴染みで役者の市之進の死絵を描いたことをきっかけに、地本問屋からの注文が増えてきた絵師見習いのおふゆ。ある日街中で、ご禁制とされている、立役と女方の心中を描いた読売が売られていた。偶然通りがかったおふゆは、画帖を持っていたことから、その読売を描いた絵師だと勘違いされ、岡っ引きに捕まってしまう……。第十四回角川春樹小説賞を満場一致で受賞した著者の、注目の新シリーズ第二巻。

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おくり絵師 のシリーズ作品

1~4巻配信中 1巻へ 最新刊へ
1~4件目 / 4件
  • おくり絵師
    836円 (税込)
    故郷の仙台で母親を亡くし天涯孤独となったおふゆは、母の最期の言葉を頼りに江戸に行き、縁あって、絵師歌川国藤のもと、住み込みで修行中の身である。思うような絵が描けず、悩んでいたある日、亡くなった役者の姿を描いた「死絵」に出会う。一方、幼少時に仙台で知り合った昔馴染みで役者の三代目富沢市之進が、浅草の芝居小屋の夏興行でついに主役を張るという。おふゆは市之進の母親お京に誘われ、初日の舞台を見に行くことになるが……。憂き世を照らす、一途な愛と親子の絆に涙する、書き下ろし時代小説。
  • 牡丹ちる おくり絵師
    836円 (税込)
    昔馴染みで役者の市之進の死絵を描いたことをきっかけに、地本問屋からの注文が増えてきた絵師見習いのおふゆ。ある日街中で、ご禁制とされている、立役と女方の心中を描いた読売が売られていた。偶然通りがかったおふゆは、画帖を持っていたことから、その読売を描いた絵師だと勘違いされ、岡っ引きに捕まってしまう……。第十四回角川春樹小説賞を満場一致で受賞した著者の、注目の新シリーズ第二巻。
  • 夜の金糸雀 おくり絵師
    836円 (税込)
    師匠・歌川国藤のもと、住み込みで修業を続ける絵師見習いのおふゆ。亡き人と遺された人への想いを込めて描く「死絵」に心惹かれながら、日々絵の鍛錬に励んでいた。そんなある日、地本問屋・佐野屋に絵を届けに行ったおふゆは、店主の喜兵衛からお栄という絵師が描いた絵を見せてもらう。まるで本物のようなその絵に圧倒され、お栄に学びたいと強く思い始めるが……。蟠った父子の縁、愛する人との無情な別れ、そして自身が進むべき絵師としての道。人生の哀歓が濃やかに描かれる、第十三回日本歴史時代作家協会賞文庫書き下ろし新人賞を受賞した、続々重版の大好評シリーズ、第三巻。
  • 恋女房 おくり絵師
    836円 (税込)
    絵師見習いのおふゆは、亡き人と遺された人への想いを込めて描く「死絵」に心惹かれながら、師匠・歌川国藤のもと、住み込みで修業を続けていた。昨年、江戸を襲った大地震の被害は甚大で、板元からの依頼は減り、国藤は弱った体に鞭打って仕事を探しに出かけている。いまだ町に地震の傷跡が残るある日、同心の梶原がおふゆを訪ねてきた。薬研堀の長屋で女が殺され、疑わしい男が逃亡しているという。その男を見つけるため、似顔を描いてほしいというが……。人生の悲喜をあたたかく包み込む、情感溢れる絵師物語。大好評シリーズ、第四弾。

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牡丹ちる おくり絵師 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    おくり絵師シリーズの続き。
    死んだ人を描く絵師という、おふゆが気になっていたが、続きが読めた。
    女であることへの風当たりは兄弟子の国銀から厳しく言われるが、女性であることの繊細さや優しさがあると、おふゆの団扇絵もだんだん売れるようになっていった。
    死に絵を描くことへの、おふゆの決心がますます研ぎ澄ま

    0
    2025年04月07日

    Posted by ブクログ

    絵師の修行をしているお冬。思いを寄せていた役者市兵衛が亡くなり、その死絵を描いた。初めての死絵を版元に評価され複雑な気持ちになる。
    絵師としてまだまだ学ぶべきことも多い。そんななか、また新しい死絵を頼まれる。それは当代一の人気役者の死絵だった。
    絵師として様々なことを学ぶ為芝居を見に行き、その圧倒的

    0
    2025年11月03日

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