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Posted by ブクログ
「待女の物語」の15年後の物語
指導者のリディア小母
司令官の娘アグネス
カナダで暮らすデイジー
それぞれの立場で日々
暮らしながらも
何かを求めていた
デイジーの両親が
殺されたのをきっかけに
思惑が動き出す
ギレアデを告発し、自由を掴むために!
国民の婚姻、生殖、子育てへの介入、管理
教育と言語の抑制
文化、芸術、学術への弾圧
歴史上、あるいは現実にも
存在するこれらに対する
抗議が網羅されている
さらにそれに加えて
この物語には無謀な冒険がある
生きようとする力
自由を求める力
大きな革命のために
自ら犠牲になる少女
思わず、頑張れ!と
叫びつつ
読むことを止められなかった
Posted by ブクログ
リディア小母、デイジー、アグネスの視点で描かれる、「待女の物語」の15年後のギレアデ、その腐敗と崩壊について。前作はオブフレッドの独白という形だった為見えなかった、ギレアデの全体像と細部、そのなかで生きる人々がしっかりと描かれていて、非常にエンタメ感があり、本当にかなり、とにかく、面白かった!!立場が違うと見え方が違うので、読んでいるほうもたくさんのカメラで見ている感覚になり、700ページの長編だが最後まで全く飽きることがない。
感想を書く為に読み返していてまた何回も泣いた。
シスター・フッドここに極まれり!570ページ「心臓止め」からラストまでの量みかけるような
激動の描写は特に圧巻だった。。誰かが何かを信じる気持ち、お互いがお互いを信じる気持ち、きれいなだけではない、強い鋭い気持ち。
「Tomomow is another day」
仕返し?復讐?良いじゃないか。その為に力を溜めてあったのだから。
「仕方なかった」ことなんてないのだ。
あまり書くとネタバレになってしまうのが辛い、、ぜひ、侍女の物語とセットで読んでください。
Posted by ブクログ
人間の嫌らしいところ…人を陥れる心の動き、卑屈な精神とその態様、驚くほど残酷な側面、、リアルに表現されてた。それは人のネットワークを制限され、文化との接触を極限まで限られた不自由な暮らしを受忍させられてる人間の、どうしようもなく人間らしい歪み方、生き方なんだと思う。同じ状況なら自分もそうなると思う。
それでも、そんな中でも状況を変えるために自分が犠牲になることを分かっていて、国家の敵になる危険な行為をする知恵と勇気を持てるのもまた人間なんだよね。
そんな社会にならないように、〇〇ファーストとか、差別を助長するような(人間区別しだすと際限がなくなるのは歴史が証明済)言説にノーと言っていくことが、本当に大事なことだと改めて感じた。
Posted by ブクログ
女性差別は必ず打倒されるという希望の光を心に差し込むような本だった。
先日、神戸で若い女性が何の接点もなかった男性につけられ、エレベーターで刺殺された。この数日前には未遂で通報されているのに対応が取られてなかった。
選挙のときには家制度を復古させるようなことを平然という政党が支持を集めた。
アフガニスタンでは、もう何年も女性は教育を受けられず、要職から排除され、身を隠すことを強要されている。
ギレアデはすでにあるこの現実世界のことを書いているということを読み進めるほどに感じ、ディストピア小説といってよいものかとさえ思う。
しかし、最後には女性が勝利した。
私たちフェミニストも必ず勝利を掴むべく、諦めないで自分の気持ちを持ち続けていたい。
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