誓願

誓願

小説・文芸
1,980円 (税込)

9pt

専制国家ギレアデの中枢に近づく女、司令官の娘、隣国の少女の3人が闘いを選んだとき、強大な国家をも揺るがす。ブッカー賞受賞

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  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 海外小説
  • 出版社
    :
    早川書房
  • 掲載誌・レーベル
    :
    ハヤカワepi文庫
  • タイトル
    :
    誓願
  • タイトルID
    :
    1417630
  • ページ数
    :
    704ページ
  • 電子版発売日
    :
    2023年09月05日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    2MB

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誓願 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    最後までハラハラした。
    リディア小女と2人の少女、3人の語り(調書?書き残したもの?)によって進行する物語。
    独裁国家ギレアデがどのように女性を隷属させていったかが描かれ、それが現代社会においてもそんなに突飛なことだと思えないやり口であることに戦慄を覚える。

    0
    2026年07月20日

    Posted by ブクログ

    誓願読んでよかった。
    侍女の物語ではわからなかったことが、こちらでは少しずつわかってくる。男性の極端なロリコンは日本だけかと思ったが、そうでもないんだな。
    まぁこの物語の中の人物が特殊なのかもしれないけれど
    ディストピア小説としての展開も気になるが、女性の尊厳に対して改めて考えることになる小説でもあると思う。

    0
    2026年05月09日

    Posted by ブクログ

    長編大作でした。
    3人それぞれの語りが過去に現在に飛んでいき、
    徐々に交錯していく…
    著者の手腕で置いていかれることなく、
    しっかりと作り込まれた世界に浸れました。
    現実でも起こりうる、起こっているであろう世界観、
    虚無感が随所でありながら、
    希望も感じさせ、
    感情移入ができる作品です。

    0
    2025年12月27日

    Posted by ブクログ

    「待女の物語」の15年後の物語
    指導者のリディア小母
    司令官の娘アグネス
    カナダで暮らすデイジー
    それぞれの立場で日々
    暮らしながらも
    何かを求めていた
    デイジーの両親が
    殺されたのをきっかけに
    思惑が動き出す
    ギレアデを告発し、自由を掴むために!

    国民の婚姻、生殖、子育てへの介入、管理
    教育と言語の抑制
    文化、芸術、学術への弾圧

    歴史上、あるいは現実にも
    存在するこれらに対する
    抗議が網羅されている

    さらにそれに加えて
    この物語には無謀な冒険がある
    生きようとする力
    自由を求める力
    大きな革命のために
    自ら犠牲になる少女
    思わず、頑張れ!と
    叫びつつ
    読むことを止められなかった



    0
    2025年10月30日

    Posted by ブクログ

    最高に面白かった。やや分かりにくい前作の「侍女の物語」と違い、今回は複数の主人公の視点から描かれ、女性蔑視の宗教国家における解像度が飛躍的に上がっていて、非常に楽しめた。
    節々にアトウッド節というか、文学に対する教養の深さが垣間見えて、良い本を読んでいるなぁという実感もあり、600ページ超の大作もあっさり読めてしまった。
    他の作品もいずれ読んでみたい。

    0
    2025年10月12日

    Posted by ブクログ


    リディア小母、デイジー、アグネスの視点で描かれる、「待女の物語」の15年後のギレアデ、その腐敗と崩壊について。前作はオブフレッドの独白という形だった為見えなかった、ギレアデの全体像と細部、そのなかで生きる人々がしっかりと描かれていて、非常にエンタメ感があり、本当にかなり、とにかく、面白かった!!立場が違うと見え方が違うので、読んでいるほうもたくさんのカメラで見ている感覚になり、700ページの長編だが最後まで全く飽きることがない。

    感想を書く為に読み返していてまた何回も泣いた。
    シスター・フッドここに極まれり!570ページ「心臓止め」からラストまでの量みかけるような
    激動の描写は特に圧巻だった。。誰かが何かを信じる気持ち、お互いがお互いを信じる気持ち、きれいなだけではない、強い鋭い気持ち。

    「Tomomow is another day」

    仕返し?復讐?良いじゃないか。その為に力を溜めてあったのだから。
    「仕方なかった」ことなんてないのだ。

    あまり書くとネタバレになってしまうのが辛い、、ぜひ、侍女の物語とセットで読んでください。

    0
    2025年09月19日

    Posted by ブクログ

    あの『侍女の物語』の続編。
    解説まで全部読むと700ページある。久々にこんな長い本を読んだ。ただ、割と短いスパンで視点が変わるのでするする読める。
    人が人を追い込んで支配する時の手法がすごい。徹底的に地獄を見せた後に天国に招待されたら、もう戻れない。

    あとは《信仰》ってなんなのかなって考えさせられた。
    ある日突然自分の芯だと思っていたものが、当たり前が、世界が、音を立てて瓦解する。そのリアリティもすごかった。
    今はアグネスに感情移入して読んでたけど、また年月が経ったらリディア小母のことももっとよく分かるようになるかもしれない。

    0
    2025年09月18日

    Posted by ブクログ

    前作「侍女の物語」につづく続編ですが 感銘をうけた前作をはるかに超える大傑作でした。おそろしいディストピア国家の 内側の上下二つの視点と 国の外からの視点を巧みに組み合わせて それぞれ共感します。特に国家内の権力者が全く意外にも克明に冷徹にポリティカルに深く描かれています。前作の閉塞・背徳・絶望感から 今作は特に後半ワクワクドキドキのエスピオナージの傑作です。アトウッドすばらしい!

    0
    2025年09月12日

    Posted by ブクログ

    人間の嫌らしいところ…人を陥れる心の動き、卑屈な精神とその態様、驚くほど残酷な側面、、リアルに表現されてた。それは人のネットワークを制限され、文化との接触を極限まで限られた不自由な暮らしを受忍させられてる人間の、どうしようもなく人間らしい歪み方、生き方なんだと思う。同じ状況なら自分もそうなると思う。
    それでも、そんな中でも状況を変えるために自分が犠牲になることを分かっていて、国家の敵になる危険な行為をする知恵と勇気を持てるのもまた人間なんだよね。
    そんな社会にならないように、〇〇ファーストとか、差別を助長するような(人間区別しだすと際限がなくなるのは歴史が証明済)言説にノーと言っていくことが、本当に大事なことだと改めて感じた。

    0
    2025年09月04日

    Posted by ブクログ

    女性差別は必ず打倒されるという希望の光を心に差し込むような本だった。
    先日、神戸で若い女性が何の接点もなかった男性につけられ、エレベーターで刺殺された。この数日前には未遂で通報されているのに対応が取られてなかった。
    選挙のときには家制度を復古させるようなことを平然という政党が支持を集めた。
    アフガニスタンでは、もう何年も女性は教育を受けられず、要職から排除され、身を隠すことを強要されている。
    ギレアデはすでにあるこの現実世界のことを書いているということを読み進めるほどに感じ、ディストピア小説といってよいものかとさえ思う。
    しかし、最後には女性が勝利した。
    私たちフェミニストも必ず勝利を掴むべく、諦めないで自分の気持ちを持ち続けていたい。

    0
    2025年08月28日

誓願 の詳細情報

  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 海外小説
  • 出版社
    :
    早川書房
  • 掲載誌・レーベル
    :
    ハヤカワepi文庫
  • タイトル
    :
    誓願
  • タイトルID
    :
    1417630
  • ページ数
    :
    704ページ
  • 電子版発売日
    :
    2023年09月05日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    2MB

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