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命の終わり、その場所はどこがいいですか?
住み慣れた自宅で幸せな最期を迎えるために。
親子の絆を探す3年間の遠距離看取り体験記。
(目次)
第1章 看取りのはじまり
第2章 介護保険が打ち切られた
第3章 コロナ禍の葛藤
第4章 父と娘の終末期
第5章 臨終まで
第6章 看取り後の気づき
〈父は入院も施設入所も拒み、住み慣れた家でひとり暮らしをつづけた。
私は終末期の父に付き添い、介護し、
死にゆく傍らでその一部始終を見ていた。(中略)
あくまでも個人的な体験ながら、父と私に降りかかったさまざまな出来事を
ありのままに綴りたい。父と同じように住み慣れた家で最期を迎えたい人、
家族を在宅で看取りたいと思う人たちに「家で死ぬ」というリアルを伝え、
真に納得した最期が訪れるよう、本書が一助となることを願っている〉
(「はじめに」より)
Posted by ブクログ 2024年04月28日
ピンピンコロリ、なかなか難しいだろう。自分の死さえままならないのに、親の介護なんて出たこと勝負以外ない。
この本を読む前に、小笠原医師の本を2冊読んだ。あちらを読んでなんとかなると思えたが、この本を読んで不安になると共に、勉強になり覚悟することのいくつかが浮かび上がった。
苦しむ親を救急車呼ばずに看...続きを読む
Posted by ブクログ 2024年02月07日
一人暮らしの父親を遠距離で自宅(実家)で看取った3年の筆者の記録。
大腿骨骨折からはじまった看取りの経緯が、病院やケアマネ他関わる周囲の人々とのやりとり、それに対する父当人の反応、自分の気持ちなどが綴られる。
単にこんなことが起こり大変だったというのではなく、死ぬということの意味、体が衰えていき死に...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年10月21日
『家で死ぬということ ひとり暮らしの親を看取るまで』 石川結貴
衝撃を受けた。私は綺麗事しか知らなかったと改めて実感する。
なんとなく在宅で死にたい。それが一番幸せに違いない、親が望むならそうして欲しい、できることはするから……、と安易に考えていた。死ぬことを正面から考えるのは気が重く、恐ろしく、先...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年10月03日
今の時代家で死ぬ事は大変な事だ。終末医療、特に自宅に来てくれる医師も数少なくなっている。訪問介護のヘルパーさんもなり手も少なくなり困っている。それでいて介護を必要とする高齢者は増える一方だ。介護認定審査会がスタートした時審査委員になり審査した経験からまあ大変な家庭がある事例を知っている。介護付き老人...続きを読む
Posted by ブクログ 2024年02月01日
たいていの人が、最期は自宅で迎えたいと希望します。私の父もそうでしたねぇ…だけど、入院中にどんどん体調が悪くなって、自らやっぱり家に帰るのはやめたよと訴え、最期は病院で迎えました。なかなか、思い通りにはいかないものですよね…。もう、何年も前の話なんですけどね…。
でもこの作品の著者の石川結貴さ...続きを読む
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