家で死ぬということ ひとり暮らしの親を看取るまで

家で死ぬということ ひとり暮らしの親を看取るまで

1,700円 (税込)

8pt

命の終わり、その場所はどこがいいですか?

住み慣れた自宅で幸せな最期を迎えるために。
親子の絆を探す3年間の遠距離看取り体験記。

(目次)
第1章 看取りのはじまり
第2章 介護保険が打ち切られた
第3章 コロナ禍の葛藤
第4章 父と娘の終末期
第5章 臨終まで
第6章 看取り後の気づき

〈父は入院も施設入所も拒み、住み慣れた家でひとり暮らしをつづけた。
私は終末期の父に付き添い、介護し、
死にゆく傍らでその一部始終を見ていた。(中略)
あくまでも個人的な体験ながら、父と私に降りかかったさまざまな出来事を
ありのままに綴りたい。父と同じように住み慣れた家で最期を迎えたい人、
家族を在宅で看取りたいと思う人たちに「家で死ぬ」というリアルを伝え、
真に納得した最期が訪れるよう、本書が一助となることを願っている〉
(「はじめに」より)

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家で死ぬということ ひとり暮らしの親を看取るまで のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    「長年暮らした家で死ねたらいいな」「ピンピンコロリ」は誰しも願う事ではあるが、そうした願望とは裏腹に在宅介護の難しさが随所に書かれていた。
    当事者と家族との意思の違いによる治療決定の困難さ、介護保険の認定結果と実際の容体とのズレ、無償のケアテイカーとしての負担など、問題が山積みだと感じた。
    こうした

    0
    2025年11月18日

    Posted by ブクログ

    在宅介護のリアル。
    私の立場からは見えていなかった部分。
    求められるのは、こういう生活レベルの知識かもしれない。

    0
    2025年10月26日

    Posted by ブクログ

    介護に直面し、よくわからない中で手探り状態…。そんな時に読むのにまさにぴったりの内容!
    ジャーナリストだから、具体的なありのままを、世の中の課題や現実に照らし合わせ、時には視野を広げて書いてくれている。
    陰洗やお風呂のこと、駐車場のこと、ヘルパーさんのこと、余った介護用品のお裾分けの話、エンゼルケア

    0
    2025年08月23日

    Posted by ブクログ

    題名の通り ジャーナリストの著者が 仕事を持ちながらの遠距離介護、看護のリアルな三年間を自分自身の経験を元に書いた作品である。 

    「親を看取ると言うこと」
    「家で死ぬと言うこと 」
    綺麗事では済まない三年間だった。
    親も子も予想外の事柄に振り回される三年間だった。

    親にとっても子にとっても 全て

    0
    2024年09月23日

    Posted by ブクログ

    私の父は末期がんで要介護3。筆者の父は要支援2。介護認定がちがうとこんなに苦労するのかといたたまれなかった。介護サービスは思う存分受けさせてほしい。行政は無駄な訪問看護には踏み込めないのに偏りすぎてる。ケアマネが探してくれた訪問医療の医師が素晴らしい。訪問医療を受けていたら救急車を呼ぶなとか医療業界

    0
    2024年08月04日

    Posted by ブクログ

    病院のベッドで見ず知らずの医者や看護師に囲まれ、身体中にチューブを刺されて、死ぬなんてゴメンだ。死ぬなら住み慣れた我が家の畳の上で死にたい。

    そんな一人暮らしの父の願いを叶えるため、介護問題に詳しいジャーナリストである著者は、父親の在宅介護と死を看取る決心をする。医師や介護士、隣人、家族の助けを得

    0
    2024年06月17日

    Posted by ブクログ

    大屋壮一賞の候補となったとのことで手に取ってみた。
    著者のデビュー直後の本は何冊か読んだことがあったが、描写にいささかの違和感があり、しばらく読んでいなかった(プロに対して不遜ですが)。

    タイトルから受ける「在宅死」って、あまりにも知らなかった。テレビや映画で描かれる、ほんわりとした穏やかなものだ

    0
    2024年05月22日

    Posted by ブクログ

    ピンピンコロリ、なかなか難しいだろう。自分の死さえままならないのに、親の介護なんて出たこと勝負以外ない。
    この本を読む前に、小笠原医師の本を2冊読んだ。あちらを読んでなんとかなると思えたが、この本を読んで不安になると共に、勉強になり覚悟することのいくつかが浮かび上がった。
    苦しむ親を救急車呼ばずに看

    0
    2024年04月28日

    Posted by ブクログ

    全編にわたって「ほんと、そう!ほんと、それ!」
    という感じでした。次から次へと一難去ってまた一難。きれいごとでは済まないリアルが書かれていました。介護中の人、介護終わった人、きっと共感できると思います。

    0
    2024年04月16日

    Posted by ブクログ

    ・一般社団法人 全国銀行協会
    銀行業務に関する相談や消費者との仲裁を行う

    ・在宅死を叶える、全国各地の在宅療養支援診療所(訪問診療クリニック)は「日本訪問診療機構」HPで検索できる

    0
    2024年04月09日

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