【感想・ネタバレ】家で死ぬということ ひとり暮らしの親を看取るまでのレビュー

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Posted by ブクログ

ピンピンコロリ、なかなか難しいだろう。自分の死さえままならないのに、親の介護なんて出たこと勝負以外ない。
この本を読む前に、小笠原医師の本を2冊読んだ。あちらを読んでなんとかなると思えたが、この本を読んで不安になると共に、勉強になり覚悟することのいくつかが浮かび上がった。
苦しむ親を救急車呼ばずに看取れるか、インセンができるのか…。

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2024年04月28日

Posted by ブクログ

全編にわたって「ほんと、そう!ほんと、それ!」
という感じでした。次から次へと一難去ってまた一難。きれいごとでは済まないリアルが書かれていました。介護中の人、介護終わった人、きっと共感できると思います。

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2024年04月16日

Posted by ブクログ

・一般社団法人 全国銀行協会
銀行業務に関する相談や消費者との仲裁を行う

・在宅死を叶える、全国各地の在宅療養支援診療所(訪問診療クリニック)は「日本訪問診療機構」HPで検索できる

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2024年04月09日

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父親を自宅(実家 遠距離)で看取ったジャーナリストの記録。人は簡単には死ねないのだなとリアルに実感した。私も80過ぎの老父、老義父を抱える身なので、とても勉強になった。

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2024年03月07日

Posted by ブクログ

ネタバレ

3作続けて終末期医療や看取りがテーマのものを読んだ。(小説2、ノンフィクション1)自分自身の自宅での親の介護と看取りの経験を、今でも折にふれ何度も何度も思い返してあれでよかったのかと自問自答している。つまり死に方を見せてくれた親には感謝と尊敬しかないが介護していた自分の未熟さや傲慢さを自覚しているのでいまだに思い出として落とし込めていないから、このような本を読んでみたくなるのだと思う。この石川さんの本は本当にリアルで経験したものなら深くうなづけることばかりだった。あとがきで「亡くなった人は生きている人の中で生き続ける」とあった、よく言われることなのだがこうして書かれたものを目にすると持つべき思いを再確認できる。作中のおとうさんのエピソードで60年も前の教え子をフルネームで呼んで覚えていることを語るシーンが父と重なってうれしくなった。

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2024年02月26日

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一人暮らしの父親を遠距離で自宅(実家)で看取った3年の筆者の記録。
大腿骨骨折からはじまった看取りの経緯が、病院やケアマネ他関わる周囲の人々とのやりとり、それに対する父当人の反応、自分の気持ちなどが綴られる。
単にこんなことが起こり大変だったというのではなく、死ぬということの意味、体が衰えていき死に至る過程をどこで過ごすかにより受け取れるメリットデメリットなどが率直に綴られている。
まだ元気だが自宅で死にたい90オーバーの父を持つ自分にとって人事とは全く思えず、涙がとまらなかった。
そして、両親のことだけでなく、自分自身もどういう最期になるのが望ましいのか考えさせられる。

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2024年02月07日

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今の時代家で死ぬ事は大変な事だ。終末医療、特に自宅に来てくれる医師も数少なくなっている。訪問介護のヘルパーさんもなり手も少なくなり困っている。それでいて介護を必要とする高齢者は増える一方だ。介護認定審査会がスタートした時審査委員になり審査した経験からまあ大変な家庭がある事例を知っている。介護付き老人ホームなどに入居することも考えないといけないかな。

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2023年10月03日

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看取る側の立場で読み出したけど、いつのまにか看取られる側として、気をつけなくてはいけない事を頭の中でピックアップしていた。

その時になったら、すっかりボケて忘れてるだろうけどね

良い勉強になりました。

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2023年09月29日

Posted by ブクログ

親に介護が必要になるかも、の、先の事として読んだけれどこれは親の事としても自分の事としても読んでおいた方が良い1冊です。現実を感じます。
現状の医療制度の歯痒さや、ケアマネさん訪問看護の方達のありがたさ。今後益々人材が必要になるの日本の介護は持ち堪えられるのか????
不安しかない。

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2023年11月11日

Posted by ブクログ

 たいていの人が、最期は自宅で迎えたいと希望します。私の父もそうでしたねぇ…だけど、入院中にどんどん体調が悪くなって、自らやっぱり家に帰るのはやめたよと訴え、最期は病院で迎えました。なかなか、思い通りにはいかないものですよね…。もう、何年も前の話なんですけどね…。

 でもこの作品の著者の石川結貴さんは、ご自身のお父様をの気持ちを最優先し、自宅で最期を看取られています。お父様が、転倒したり慢性腎不全の治療(人工透析)を拒んだり、身体機能が低下して排泄の失敗が多くなったり…最期には寝たきりになるんだけれど、そのすべてを受け入れて、看きれたのはやっぱり石川結貴さんだからってことだと感じましたね…。石川結貴さんのルポライターらしい行動力には、感服しました。

 この作品を読んでいて心に残ったのは、排泄の失敗が多くなってきたお父様に手をやいた石川結貴さんが、ALSで日常生活全般に介護が必要な状態であるお兄様に、紙オムツの使用をすすめてほしいとお願いした場面です。お兄様は、多少汚れてしまっても自分で洗濯ができたりトイレに行けるのならもう少し様子を見てはどうか?排泄の介助を受けることは自分でもいちばん受け入れがたかったことだから…と話されたことです。ハッとさせられましたね…排泄に不安がある、時々失敗してしまうくらいで安易に、紙おむつをすすめるのはその人を傷つけてしまうということ、それを再確認できたことはよかったです。

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2024年02月01日

Posted by ブクログ

住み慣れた家で死ぬ、ピンピンころり。なんという耳障りの良い言葉だろうか。しかし実際はとても厳しいもののようだ。だからと言って制限だらけの病院や施設で迎える最期は幸せとは限らない。どちらを選んでも正解はない。ただ、在宅死は全然簡単なものではないし、周りの協力が無ければなんともならないハードルの高いものであるとは驚きだ。特に駐車場問題は思いもよらなかったな。確かに訪問してくれる人は車だもの…在宅死は理想とは程遠いもののようだ。

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2023年12月10日

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