【感想・ネタバレ】家で死ぬということ ひとり暮らしの親を看取るまでのレビュー

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Posted by ブクログ

ネタバレ

3作続けて終末期医療や看取りがテーマのものを読んだ。(小説2、ノンフィクション1)自分自身の自宅での親の介護と看取りの経験を、今でも折にふれ何度も何度も思い返してあれでよかったのかと自問自答している。つまり死に方を見せてくれた親には感謝と尊敬しかないが介護していた自分の未熟さや傲慢さを自覚しているのでいまだに思い出として落とし込めていないから、このような本を読んでみたくなるのだと思う。この石川さんの本は本当にリアルで経験したものなら深くうなづけることばかりだった。あとがきで「亡くなった人は生きている人の中で生き続ける」とあった、よく言われることなのだがこうして書かれたものを目にすると持つべき思いを再確認できる。作中のおとうさんのエピソードで60年も前の教え子をフルネームで呼んで覚えていることを語るシーンが父と重なってうれしくなった。

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2024年02月26日

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