ブックライブでは、JavaScriptがOFFになっているとご利用いただけない機能があります。JavaScriptを有効にしてご利用ください。
無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
来店pt
閲覧履歴
My本棚
カート
フォロー
クーポン
Myページ
3pt
「ワイン・グラスの赤い液体に映った人間の影、肉体の悪魔--あの美しい酒が、わたしの体のなかで、いま悪魔の肉に変わりはじめている」小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)の怪談物語「茶わんのなか」を題材に女性の魔性とエロスの世界を描く表題作(昭和59年第12回泉鏡花文学賞受賞作)ほか「葡萄果の藍暴き昼」「象の夜」「破魔弓と黒帯」「ジュラ紀の波」「艶刀忌」「春撃ちて」「フロリダの鰭」。多彩で絢爛たる異色作八篇を収録した。
アプリ試し読みはこちら
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
Posted by ブクログ
黒い水脈につらなるひとりとして数えられるこの作者、初めて読んだ。 現代を舞台として、そしてゆめまぼろしとは距離を置いた題材でありながら、 この妖しさ。 皆川博子と一緒に名前が提出されるのにもうなずける。
タイトルに八雲が入っているわけで、そこも含めて現代の怪談って感じなわけですよ。いやホラーって気もしつつ、微妙な余韻とかを含めてそこは怪談っていうのがふさわしかろう、と。 てなわけで文芸作品って感じの作品が並ぶけど、ちと怖いのが含まれるのって良いよな。ジャパニーズホラーって表現もあるけど(いやなかった...続きを読むっけ)、ここは現代作品も含めて怪談って呼び方で行こうじゃないか。
泉鏡花賞を受賞した表題作を含む短編全8編。 小泉八雲が『新著聞集』の「茶店の水碗若年の面を現ず」を翻案して 「茶わんのなか」を執筆した際、 「何故か、ある部分が省かれたこと」を知った女性の内に芽生えた殺意。 謎めいた発端から意表を突くオチへ――という話が揃っている。 キャラクターのセリフも初期の激昂...続きを読む調(笑)とは違って落ち着いているので、 読みやすい。 「ジュラ紀の波」の散弾銃ガールが憐れだなぁ……。
レビューをもっと見る
新刊やセール情報をお知らせします。
八雲が殺した
新刊情報をお知らせします。
赤江瀑
フォロー機能について
「文春文庫」の最新刊一覧へ
「小説」無料一覧へ
「小説」ランキングの一覧へ
赤江瀑の「平成」歌舞伎入門
試し読み
アニマルの謝肉祭
アンダルシア幻花祭
海贄考(電子復刻版)
鬼会
鬼恋童
狐の剃刀(きつねのかみそり)
荊冠の耀き(電子復刻版)
「赤江瀑」のこれもおすすめ一覧へ
一覧 >>
▲八雲が殺した ページトップヘ