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殺人犯を見つけてはならない。それが、わたしたちに課された戒律だった。
浪人中の里英は、父と共に、叔父が所有していた枝内島を訪れた。
島内にリゾート施設を開業するため集まった9人の関係者たち。
島の視察を終えた翌朝、不動産会社の社員が殺され、そして、十の戒律が書かれた紙片が落ちていた。
“この島にいる間、殺人犯が誰か知ろうとしてはならない。守られなかった場合、島内の爆弾の起爆装置が作動し、全員の命が失われる”。
犯人が下す神罰を恐れながら、「十戒」に従う3日間が始まったーー。
週刊文春ミステリーベスト10(「週刊文春」2022年12月8日号)国内部門&MRC大賞2022など4冠に輝き、ミステリ界を震撼させた『方舟』夕木春央、待望の最新作!
Posted by ブクログ 2024年03月24日
無人島にて、自分たちの中にいる犯人に爆弾で脅されながら、課された10個のルールを守り3日間を過ごす…。
“犯人を探してはならない”という斬新な設定と“十戒”を破ると犯人もろとも爆死というスリルが面白かった。
最後まで読んで恐ろしさを感じる、ぞくぞくとした。
ミステリーとしては、トリックはさほど複...続きを読む
Posted by ブクログ 2024年04月28日
一気読み。面白い。犯人と思ってた人が結果的には犯人だったけど、何回もハズレを出されて、そのハズレの答えに騙され続けた。あと、主人公にも。知っとったんかーい!て。
唯一、犯人の生い立ちとか殺人の同期に至るそもそものエピソードが弱くて(むしろ無い)残念だったな。ただ、たまたま居合わせて無計画・即興で練り...続きを読む
Posted by ブクログ 2024年04月21日
ネタバレ厳禁の作品、ということで、読み進めましたが、うーむ、、、そうですか、、、という感じ。そこまでのものではないのでは???と思いましたが。
いわゆるクローズドサークルものですが、様々な条件を出す犯人の要求が、細かすぎて、いつそんなにする時間があったの???という感じ。
最後のネタバレも、そうでし...続きを読む
Posted by ブクログ 2024年04月11日
クローズドサークルと化した、孤島で起こる連続殺人を描いたミステリ。
「殺人犯が誰なのか知ろうとしてはならない」という、まるでミステリを否定するかのような設定が斬新です。
また、犯人が作り出した十の戒律が守られないと、全員爆死というのも、緊張感がありスリリング。
ある物を使って、犯人とコミュニケ...続きを読む
Posted by ブクログ 2024年03月30日
「方舟」がとっても面白かったので、こちらも期待して読みました。
方舟ほどの衝撃はなかったですが、やはり面白い。
少々こまかく複雑に思えることも、わかりやすく書かれていて私のようなアホでもちゃんと理解できる。
謎解きをして終わりではないんだろう、と思っていたので、真相よりも、犯人に従わざるをえない状況...続きを読む
Posted by ブクログ 2024年03月23日
前作があまりにもセンセーショナルで印象に残っていて、今回もそのイメージが色濃く残ったまま読んだので、もう迎え撃つ準備ができていて「方舟」のときほどではなかったけど、気味悪さや怖さはなかなか面白くて一気に読めた。
まあ結末はやや予想通りではあったけど、じゅうぶん楽しめました。新しすぎるクローズドサーク...続きを読む
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