基礎から学ぶコンテナセキュリティ――Dockerを通して理解するコンテナの攻撃例と対策

基礎から学ぶコンテナセキュリティ――Dockerを通して理解するコンテナの攻撃例と対策

3,080円 (税込)

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【「コンテナは隔離されているから安全だ」なんて思っていませんか?】
「コンテナではどのように脆弱性対策を行えばよいのか?」「より堅牢なコンテナを作るためにはどのようにすればよいのか?」……こんな疑問が頭をかすめたことはありませんか? そんな人にぴったりの1冊です。コンテナセキュリティに精通した著者が語る、コンテナへの攻撃対策の真髄!
Dockerの普及に伴い、コンテナ技術はすっかり一般化しました。開発環境の構築から、本格的なコンテナアプリケーションの運用まで、利用方法はさまざまです。Dockerおよびコンテナ技術は今や開発者にとって必須の技術・ソフトウェアと言えるでしょう。
その一方で忘れてはならないのがセキュリティです。コンテナはサンドボックス技術の1つであり、それを使った開発や運用は安全だと思う人もいるでしょう。しかし、適切に対策しなければ非常に危険です。隔離されているはずのホストOS本体を攻撃されてしまう可能性もあります。
本書は、コンテナ利用時のセキュリティ上のトラブルを防ぎ、コンテナを安全に活用する方法を基礎から解説します。

■目次
●第1章 コンテナ型仮想化とは
1.1 コンテナ型仮想化の概要
1.2 Dockerの使い方
1.3 コンテナの標準仕様と実装
●第2章 コンテナの仕組みと要素技術
2.1 DockerクライアントとDockerデーモン
2.2 コンテナイメージのレイヤ構造
2.3 コンテナとLinuxカーネルの機能
2.4 シェルスクリプトで学ぶコンテナの実装
●第3章 コンテナへの主要な攻撃ルート
3.1 コンテナ運用時のアタックサーフェス
3.2 コンテナランタイムへの攻撃
3.3 コンテナの設定不備を利用した攻撃
3.4 Linuxカーネルへの攻撃
3.5 コンテナイメージやソフトウェアの脆弱性を利用した攻撃
●第4章 堅牢なコンテナイメージを作る
4.1 コンテナイメージのセキュリティ
4.2 コンテナイメージのセキュリティチェック
4.3 セキュアなコンテナイメージを作る
●第5章 コンテナランタイムをセキュアに運用する
5.1 ケーパビリティの制限
5.2 システムコールの制限
5.3 ファイルアクセスの制限
5.4 リソースの制限
5.5 コンテナ実行ユーザーの変更と権限昇格の防止
5.6 セキュアなコンテナランタイムの使用
5.7 セキュアに運用するためのガイドライン
●第6章 セキュアなコンテナ環境の構築
6.1 コンテナのセキュリティ監視
6.2 コンテナの操作ログの記録
6.3 Sysdig/Falcoによるコンテナの挙動の監視
6.4 ホストのファイル整合性監視
6.5 その他のセキュリティモニタリング
6.6 コンテナへの攻撃や設定ミスを防ぐ

■著者プロフィール
森田浩平(もりた こうへい):2018年にGMOペパボ株式会社に新卒入社後、事業部を横断したセキュリティ支援を業務とし、セキュアなコンテナ開発・運用にも取り組む。2022年より株式会社グラファーにてプロダクトセキュリティに従事。コンテナやその周辺ツールへの攻撃手法や防御について自身のWebサイトなどで公開したり、講演を多数行ったりしている。IPA未踏IT人材発掘・育成事業クリエイター、OWASP Fukuoka Chapterリーダー、セキュリティ・キャンプ講師など。

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