著者は若き日に日本を飛び出し、欧米の組織で三十年以上、個人として生き抜いてきた。その経験から、「自分にとっての本質的な成長のみを見つめよ」と説く。他人と比較している限り「成長願望」は「上昇志向」に、「憧れ」はいつか「コンプレックス」に転じてしまう。チャレンジは正面から受け止め、「自分の問題」として乗り越えていかねば成長の果実は得られないのだ。グローバルビジネスの最前線からのアドバイス。
Posted by ブクログ 2010年12月20日
読んだだけで、情熱やパワーをこんなにも感じたのは初めてです。
読むだけで、「もっと頑張らねば!」と鼓舞させられました。
欧米の組織で30年以上活躍する著者の体験を交えつつ、仕事を通じて自分を高めるためのポイントが書かれています。
この本を読み終わった後、何と自分は小さいところで勝負してるんだと反...続きを読む
Posted by ブクログ 2015年12月27日
自分用キーワード
モノシラン 時間単位の労働価値 欧州人にとってのバカンス 情報を整理しても知識でしかなく、クリエイティブな知恵にするには実践を繰り返すしかない 日本人の二種類の沈黙(ノーアイデア時と聞く耳を持たない人への態度) ピーターの法則 (筆者による)「自転車操業」観 対人における「エーテル...続きを読む
Posted by ブクログ 2013年03月17日
タイトルが刺激的ですが、まえがきを読んで納得。
日本以外のビジネスのフィールド、それもヨーロッパを主に歩んできた数少ない日本人だからこそ書ける視点での一冊。
この手の成功法則本に書いてあることは概ね共通しているわけですが、ご自身の経験と織り交ぜてどれだけ腹落ちできる伝え方をしてくれるか、というところ...続きを読む
Posted by ブクログ 2011年02月03日
コピーライターいせなゆかさんからのおすすめです。
私も含めエセ国際ビジネスパーソンはそれこそ吐いて捨てるほどいますが、日本企業を辞め単身ヨーロッパに乗り込み、それこそ自分の腕一本で欧州企業でキャリアを築いてきた今北純一氏。そんな氏が自らの体験をふんだんに盛り込んだこれからの若手ビジネスパーソンに...続きを読む
Posted by ブクログ 2010年11月14日
今北純一著のこの本は、シンガポールからバリに移動するときに読んだ。
前提条件は、作業でなく「仕事」があること。
その仕事の評価は打点(契約額)と打率(スポンサー付きのプロジェクトの割合)で実施される。
そう評価における仕事で成長する場合の話。
私の現状はさておき…、この本にはぐいぐい引き込まれる。...続きを読む
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