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「成績や肩書に縛られずに生きる」「誰もが自分らしさを持っている」「リスクを恐れる必要はない」「個人で生きるか、組織に生きるか」……、国際ビジネスの最前線で活躍する著者が、自らの体験をもとに語る若い世代へのメッセージ。「自分力」の原点を見つめ、夢と希望に向かって生きるための道をアドバイスする。
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Posted by ブクログ
学問も実業も優秀なスーパービジネスマンが中高生のために学問とビジネスについて語った書。 現代版『学問のススメ』です。 社会人が読んでも示唆に富んでいますが、やはり社会に出る前に読んでおきたい。 しかし岩波ジュニア新書は中高生向きということですが、社会人が読んでも結構骨があります。 特に二つ...続きを読むのエピソードが印象に残り、メモしておきたい。 一つは、学会や専門家の研究会に出ると、休憩時間にそこかしこでグループができて談話しているという。彼らはグループで参加したのではなく個人できた方々だという。そんなグループに無言で参加しても駄目で、何か言って参加しないといけないというのです。私は会話が苦手なコミュ障だからそういうのは苦手だな。会話ができないと仲間に入れないとは、学問の世界も厳しいものだ。 また、著者は大学や大学院のクラブ活動では色々と検討して結局少林寺拳法部に入部して活躍したそうです。しかし、あまり楽しくなく人脈もできなかったので、消去法で選んではダメだと書いていました。私も一時少林寺拳法をやっていたことあります。心身ともに辛い時代だったのであまり上達しなかったのですが、少林寺拳法そのものは興味深い武道だったと思うので、この感想は意外でした。 ともかく、社会人向けの著書もあるそうなので、読むと勉強になりそうだ。
日本人が自分のアイデンティティを確立する上で大事なアドバイスが山盛り。若い人から、今のチャレンジ精神を持った人に読んでもらいたい一冊
盤石な環境を捨てて海外に出て挑戦をした著者の体験談はとても参考になる.リスクをとることの重要性に気付かされる.多くの世界を経験した著者のような挑戦者の視点は,若い日本人にも引き続き求められるだろう.
===== 成績や肩書に縛られない、リスクを恐れずにチャレンジする、コミュニケーション能力を高める、ワクワク感を大切にしてミッション、ビジョン、パッションを持つ・・・。国際ビジネスの最戦線で活躍する著者から若い世代に向けたメッセージ。自分の道を見つけ、夢と希望に向かって生きるための実践アドバイス。 ...続きを読む===== 中高生に向けた本なんですが、これマジで良かった。もちろん、著者はめちゃくちゃ優秀で自分力を高めることを怠らなかったから、リスクを取って人生を選択できたのでしょう。 でも、そういう自慢話ではなくて、自分と向き合おうよ。やるだけやってみて諦める路線変更はOKだから、考えて決断していこう!という勇気をくれます。 とりあえず、子どもに読んでもらうこと決定!(笑)
60才を過ぎて仕事からも離れた今の私に学歴は関係ない。それなのに自分の子供達がそれなりの学歴をつけてくれたことを良かったと思ってしまう。でもそれは学歴ではなく彼らが進んだ道で力を発揮していることとそれを彼らが自分力として身につけていっていることに私が満足感を抱いているのだと思う。私自身は今見つけた自...続きを読む分のやりたいことを下手なりにチャレンジして自分のものとしていきたいと思う。
他人と比較するとかでなく、自分力を高める。 これにつきると思いますが、これがなかなか難しい。 やはり岩波ジュニア新書なので、高校生や大学生におすすめだと思います。
著者の今北純一さんは国際ビジネスマン。羽生善治さんの本を読んでいて知己であり示唆を受けた存在と書かれていたので関心をもった。中高生向けに書かれた自分自身の力で考え行動し生きていくことの大切さが語られる。一門の人になっている今北さんなので、どれほど輝かしくすごい順風満帆の人生を歩んできたのかと思いきや...続きを読む、(東大卒とか海外留学とか会社と交渉して留学条件を勝ち取るとかなかなかまねできそうにないんだけど)自分自身では己の弱さや俗っぽさ、固定観念にとらわれていたのを克服してきたように語っている。そこにシンパシィというか、身近さを感じた。 岩波ジュニア新書なので、子ども向け感はあるんだけど、これから何冊か今北さんの本を読んでいこうと思っているので、ひととおりの経歴やアウトラインを知る意味で一冊目に読んでよかったかな。
過去に戻れるなら受験する大学を決める前に読みたい。 著者と同じ後悔がある。 大学の入学式前に読みたかったな。
羽生善治「大局観」を読んで、ずっと気になっていた人物。 肩書きに頼らない、自分力で勝負という著者の主張に最も説得力を持たせているのは、(非常に逆説的だが)グローバルなビジネスシーンで活躍してきた著者自身の肩書きではないかと思う。 しかし、読み進めるにつれ、著者の若年層(高校生・大学生をターゲット...続きを読むか)に対する押しつけではない、説教的ではない、温かな人生訓が伝わる。 学生時代に読んでおきたい本だと思う。
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