戯場國の怪人

戯場國の怪人

2,420円 (税込)

12pt

3.6

桟敷席を予約し続ける謎の人物の噂が立つ江戸市村座。女形瀬川菊之丞、戯作者平賀源内、二代目市川團十郎、講談師深井志道軒、広島藩士稲生武太夫、大奥御年寄江島、さる公卿とその妹らを巻き込み、芝居小屋の地下で蠢く時を超えた怨讐、恋着、役者の業火等々、虚実のあわいを壮大に描き切る伝奇エンタメの極地!

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戯場國の怪人 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    面白かった!
    これぞエンタメ!って感じ。
    もうなんかいろいろごちゃ混ぜで、もともと知ってたいろんな登場人物やエピソードがぐつぐつ煮られてひとつの丼に盛られて出てきた印象。
    でも人が誰かを恋しく思うせつない気持ちがずっと軸にあるので、こんなにふざけてるのに乱雑乱暴な読後感ではない。
    この作者の他の作品

    0
    2023年11月21日

    Posted by ブクログ

    歌舞伎と時代劇、喜劇と怪談もごちゃまぜになった大冒険物語。スピード感もあって異次元の世界を楽しむことが出来ました。

    0
    2024年03月09日

    Posted by ブクログ

    歌舞伎版オペラ座の怪人みたいな感じかと思って読み始めたら、全然違った。個性的なキャラクターたちが暴れまわるドタバタエンタメ劇で、今まであまり読んだことのないタイプのお話。これはこれで面白かったけど、ちょっととっちらかりすぎの感がありました。

    0
    2024年02月29日

    Posted by ブクログ

    「機巧のイヴ」「見返り検校(文庫化の際に「仇討検校」に改題)」が好きで、こちらも時代物ということもあって読んでみた。

    「機巧のイヴ」とはまた違ったタイプのファンタジー。
    二代目瀬川菊之丞の兄弟子・八重桐の不審死から始まる話はミステリーかと思いきや、東上桟敷を買い占めながら姿を現さない客、そこで起こ

    0
    2023年10月28日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    オペラ座の怪人と江島生島事件と小野篁の冥府判官をごった煮にしました!菊之丞は生きてたしお廉と仙吉は結婚したのでハッピーエンドです!というジェットコースター感。
    巻き添えで亡くなった八重桐と勝手に失恋した武太夫は可哀想だけど。
    とりあえず私も死んだら戯場國行きたいわ。

    0
    2023年09月10日

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