無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
Posted by ブクログ 2022年01月10日
あらゆる世界史に出てくる登場人物の中で最もヤバイ人「スターリン(鋼鉄の人)」の出生から没後まで。
私達非ロシア人のぼんやりとした「独裁・粛清・虐殺の歴史的極悪人」と現代のロシア人一般市民との間でどうしてこれ程スターリンの評価に乖離があるのか(未だに人気は高いとか、賛否両論分かれるとか、少なくともシ...続きを読む
Posted by ブクログ 2019年09月13日
【スターリンは今もなおロシアと外部世界の間にあって、両者の関係を示す重要な指標なのである】(文中より引用)
「非道な独裁者」として語られる一方、少なくない数のロシア国民から今なお高く評価されているスターリン。ロシアという窓を通し、スターリンについて、そしてスターリンという窓を通してロシアについて思...続きを読む
Posted by ブクログ 2015年02月21日
終章に書かれてあるロシア人のスターリンに対する評価が興味深いです。
これほど手軽にまとまった形でスターリンについて読めることに感謝。
追記)最近某政党の最高幹部がスターリンについてインタビューに答えたものを目にする機会があったけど、この本を読んでから見たせいか、「お気楽だな、おい」という感想しか出て...続きを読む
Posted by ブクログ 2015年01月03日
有名すぎるソ連の独裁者、その生涯と、その行動に対する分析、国内と諸外国の評価など、多岐にわたる視点から書かれています。スターリンとはどういう人だったのか、なぜあのような判断・行動をしたのか。当時の帝政ロシアからソビエト連邦への変遷の中での人々の思い、希望なども交えつつ書かれていますので、非常に分かり...続きを読む
Posted by ブクログ 2014年08月25日
青年期から殺伐とした革命運動に身を投じた結果、政治における組織論の重要さに早くから気づき、また組織内の敵・味方を峻別する鋭敏な感覚を身に付けていったスターリン。その結果、彼は革命成就後も「社会主義-資本主義」という国家外部におけるイデオロギーの対立を国家組織内部の「体制-反体制」という構図に投影して...続きを読む
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。