卑弥呼とヤマト王権

卑弥呼とヤマト王権

2,860円 (税込)

14pt

3.5

卑弥呼はヤマト王権の初代大王、その王都は奈良盆地東南部の纒向(まきむく)にあった!

盟主不在の「倭国乱」ののち、3世紀初めの「卑弥呼共立」によって「新生倭国」=ヤマト王権は誕生した。考古学の成果と中国史書の精読から導き出された、この国の国家形成史の新しい枠組み。
◆纒向遺跡はいつ出現し、どのような特徴をもった特別な遺跡なのか? 詳細に解説
◆王権はのちに畿内と呼ばれる地域の勢力から誕生したのか? 新しいストーリーを提示
◆卑弥呼はそもそも「邪馬台国の女王」だったのか? 彼女はどこに眠っているのか? 箸墓古墳の被葬者はいったい誰なのか? 最新の研究成果にもとづいて推理

本書の構成(目次)
第一章 纒向遺跡論/第二章 日本国家の起源を求めて/第三章 王権誕生への道/第四章 王権の系譜と継承/第五章 卑弥呼共立事情――私の邪馬台国論/第六章 卑弥呼とその後

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卑弥呼とヤマト王権 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2023年04月14日

    考古学が遺物の情報を積み上げてどこまで歴史を再現できるのか、びっくりするぐらい地味な作業を膨大に積み上げてるけど、それでも限界があるんだなという印象。

    0

    Posted by ブクログ 2023年11月04日

    長年続けられてきた邪馬台国論争。しかし、畿内説か九州説かという二元論ではこの問題の本質を見失うと著者は主張。
    特に、「卑弥呼=邪馬台国の女王」いう前提は間違いであり、「卑弥呼=ヤマト王権の女王」とする。
    「邪馬台国」は3世紀に成立したヤマト王権の王都が存在した所在地に過ぎない。ここが、本書の肝であろ...続きを読む

    0

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