星と祭 上

星と祭 上

小説・文芸
638円 (税込)

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皎々たる満月の光が、琵琶湖の面に照り渡る――七年前、会社社長の架山はこの湖で娘みはるを失った。遺体はあがらないまま、架山にとってみはるは永遠に「生と死」のはざまにいる。娘とともに死んだ青年の父親に誘われ、琵琶湖の古寺を訪れた架山は、十一面観音に出会い、その不思議な安らぎに魅了されるのだった。そんな日々のなか、ヒマラヤでの月見に誘われ、架山はそこでみはると二人だけの対話をもとうと決心する――。

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  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    :
    KADOKAWA
  • 掲載誌・レーベル
    :
    角川文庫
  • タイトル
    :
    星と祭
  • タイトルID
    :
    131220
  • 電子版発売日
    :
    2012年08月03日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    1MB

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星と祭 の一覧

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1~2件目 / 2件
  • 星と祭 上
    638円 (税込)
    皎々たる満月の光が、琵琶湖の面に照り渡る――七年前、会社社長の架山はこの湖で娘みはるを失った。遺体はあがらないまま、架山にとってみはるは永遠に「生と死」のはざまにいる。娘とともに死んだ青年の父親に誘われ、琵琶湖の古寺を訪れた架山は、十一面観音に出会い、その不思議な安らぎに魅了されるのだった。そんな日々のなか、ヒマラヤでの月見に誘われ、架山はそこでみはると二人だけの対話をもとうと決心する――。
  • 星と祭 下
    594円 (税込)
    銀色に輝くヒマラヤの峰に神々しく光を放つ満月を観ながら、架山は思う。一体、しあわせとは、人間の幸福とは何であろう。「永劫」――それ以外、何も感じようがなかった。そして架山はすっと背負い続けてきた湖上の出来事を、遠い一枚の絵として眺めることができるようになっていた。――娘よ、今夜から、君は本当の死者になれ、鬼籍に入れ、静かに眠れ。死者と生者のかかわりを通して、人間の〈死〉を深く観照した、傑作長篇。

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    滋賀県に旅行するにあたり、何か滋賀県が題材になっている本を読んでおきたくて、それで知った本。

    琵琶湖からヒマラヤまで飛んで、途中では全く別の本かと思ってしまった。

    色んな書評で言われているけど、確かに心理描写が卓越。

    それにしても井上靖さんの本で、言葉がすっきりしている。余計な言葉ない。

    そして、今回滋賀の旅行で渡岸寺の十一面観音を見れて、感動した。

    小説の中のように、他の観音様も見てみたいな。

    0
    2012年05月16日

    Posted by ブクログ

    ヒマラヤが舞台になるということで読み始めたが、途中まで主人公の架山と合わず進みが悪かった。けれど、十一面観音を拝む辺りから興をおぼえそこからは一気だった。十一面観音と観音に関わる描写が美しく涙腺が緩んだ。

    0
    2018年04月18日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    本書によって、2つのことを知った。『殯』と『十一面観音』。
    『殯』。本書では、事故で亡くなった娘の死体があがらず、鬼籍に入るまでの期間を指している。あたかも、東日本震災で、死体があがらず行方不明のままになっている状態に似ているといってよいのでしょうか?死んだことを認めることができない状態でしょうか?
    事故から7年、事故現場を避け、湖を避けてきたが、琵琶湖を訪ねることとなり、湖畔の秘仏・十一面観音巡りを始めてゆく。
    渡岸寺、石道寺、福林寺、赤後寺(人間の苦しみを自分の体一つで引き受けて下さっていたので、あの仏さまはあのような姿になってしまったんだ)、盛安寺、宗正寺と。順番にWebサイトでお寺と十一面観音様を見ながら、巡礼の旅に出たような気分になる。 (下巻へ)

    印象的なフレーズは:
    ★年歳をとると、女もできないし、仕事にも夢がなくなる。寿命も大部分費い果たして先が見えてくる。こうなった時、人間はロマンティックになる。贅沢なことをしたくなる。
    ★人間の誠意と努力で、運命というものの持つ意味を変える。ちゃんと運命というものに対する人間の働きかけ方をお話になっている
    ★挽歌というものが、”もがり”の期間に詠まれた追悼歌である
    ★人間というものは、幸福になるために生まれて来たんではないだろう。不幸になっていいということはないが、幸福というものの予約はない
    ★そりゃ、君が幸福だからだよ。人間という者は、不幸にぶつかると、いろいろなことを考える。観音様にも、そういう時に出会うんだろうね。

    0
    2021年03月16日

星と祭 上 の詳細情報

  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    :
    KADOKAWA
  • 掲載誌・レーベル
    :
    角川文庫
  • タイトル
    :
    星と祭
  • タイトルID
    :
    131220
  • 電子版発売日
    :
    2012年08月03日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    1MB

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