ベリィ・タルト

ベリィ・タルト

600円 (税込)

3pt

花火大会の夜、元ヤクザで芸能プロ社長の関永が見つけたのは、印象的な瞳をもつ美少女リン。関永の弟分で健康マニアの小松崎や、ヘアメイクの大御所・仁の手によって、リンは洗練されたアイドルに変貌してゆく。しかし人気が急上昇し始めた矢先、大手プロからの横槍で移籍を強要されることに……。個性豊かな登場人物、リアリティあふれる業界描写、圧倒的なビジュアル喚起力とスピード感をもつ痛快青春小説。

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ベリィ・タルト のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2009年10月04日

    <内容>
    跳ねっ返りの野良猫のような美少女リンは、元ヤクザで芸能プロ社長の関永と出会い、大きな人生の転機を迎える。だが、人気が上昇し始めた矢先、大手プロからの横槍で移籍を強要されることに。鍵を握るのは、承諾書にサインの必要なリンの母親なのだが―。個性豊かな登場人物が駆け回る痛快青春小説。

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    Posted by ブクログ 2009年10月04日

    この著者の小説ははじめて読んだが、アタリをひいた!と思った。17歳の少女リンが、もとヤクザのプロダクション社長関永に拾われ、騒動に巻きこまれる。リンをアイドルとして磨き上げる過程や、人物の描き方、人間関係などにリアリティと説得力を感じた。痛快。他の小説も読んでみたいと思った。

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    Posted by ブクログ 2012年01月31日

    ヒキタクニオ氏の作品に登場する職人気質の男たちはいつも格好良く、そしてどこか寂しい。本書でもその格好良さが存分に発揮されており、暴力的なエピソードでも読んでいてかなり心地よくなる不思議な魅力があります。
    でも小松崎の最後に取った行動だけは、それはないんじゃない?と言いたくなった。
    今のところ続編はな...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2011年12月07日

    元ヤクザ者との色恋もの?いやいや、そうじゃないな。青春ものに近いかな。最後は、こうすっきりとして、何処となく哀愁が帯びる一冊。

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    Posted by ブクログ 2009年10月04日

    17歳のリンを元ヤクザで芸能プロ社長、関永と専務、小松崎がアイドルとして売り出す。
    大手プロからの移籍強要。母親のサインがネックに・。
    仁が良かった

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    Posted by ブクログ 2009年10月04日

    美少女リンがアイドルになるまでの痛快青春小説。って普通アイドルが主人公の青春モノにヤクザなんて出てきませんが、そこはこの作家。『凶気の桜』に通じるものがあった。
    リンも、その周りの大人たちもその生き様がかっこいい。続編、映像化に期待したい。

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    Posted by ブクログ 2009年10月04日

    野良猫のような娘・リンがアイドルになっていくまでの話。と思って読んだら、意外や意外、深かった。端々に出てくる言葉が新鮮で強い。
    タイトルである「ベリィタルト」の意味について語られるとことか、好きだったな。

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    Posted by ブクログ 2009年10月04日

    それぞれのキャラクターが、とても生き生きしていて好き。

    こういう世界あるんじゃないかと、素直に思えてしまう。

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    Posted by ブクログ 2009年10月04日

    主人公は17歳の美少女。
    「アイドルになってみないか」ひょんなことからアイドルを目指すことにした主人公。
    しかし、所属する事務所は元ヤクザが経営する芸能プロダクション。
    言葉使いからメイクの仕方まで、一から指導され・・・
    はたして、アイドルになることができるのか?



    予想以上に早くアイドルへの階...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2009年10月04日

    普通に面白かった。ライトノベルっぽい。小松崎の行動には驚かされた。甘いお話ではないけれど、気持ちが落ち込むような話でもなく、人物や展開で「ねーよw」という醒めた感覚があったけれど、リアリティを追求するのではなくお話を楽しむ分には良いエッセンスでした。

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