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Posted by ブクログ 2021年10月06日
お手本のような短編小説には飽き飽きした方にオススメ。
『悪魔の辞典』で知られるビアスの短編集。
ビアスの短編の共通点は、「死」と「意外な結末」だ。
ジャーナリスティックで硬質な文体で描かれる幻想的な死。
そして、最後にズドンと来る結末。
ただ、現在では模倣しつくされ、結末の意外さはそれほど感じられ...続きを読む
Posted by ブクログ 2012年07月27日
ビアスといえば『悪魔の辞典』が有名だけれど、小説も実に巧い。ポーの再来だとか、芥川の元ネタだとか、頷ける。気が利いている。
とりあえず、どの話も、ことごとく人が死ぬ。だが、それをあくまで地面に足を付けたまま書いている。皮肉に唇を歪めて死を睨めつける作者の顔がページの裏に透けて見えるようだ。持ち前の...続きを読む
Posted by ブクログ 2009年10月04日
かの芥川龍之介に多大な影響を与えたといわれるビアスの短篇集。
ビアスといえば「悪魔の辞典」で有名だけど、この作品集もそれに負けず劣らず相当虚無的かつ厭世的。
「この人、頭おかしいんじゃないか?」ってくらいの勢いでひねくれてる。
とりあえず、どの作品も基本的に人が死ぬ(笑)。
死っていうのは文...続きを読む
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