戦国十二刻 女人阿修羅

戦国十二刻 女人阿修羅

1,760円 (税込)

8pt

4.6

阿茶…長久手の戦いで家康が勝利するまでの24時間。ガラシャ…父光秀の死の真相に近づくまでの24時間。諏訪花…高遠城を脱出するまでの24時間。賛姫…吉川元春との婚約成立までの24時間。ジュリア…大友軍壊滅までの24時間。義姫…伊達家と最上家が和睦するまでの24時間。千代…織田信孝が母を犠牲にするまでの24時間。歴史の大事に至るまでの一日を濃密に描く時代小説の新機軸。戦国の世に翻弄された七人の女性たちに迫る短編集。

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戦国十二刻 女人阿修羅 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    購入済み

    「宇喜多の捨て嫁」の衝撃以降

    2023年09月16日

    木下氏の作品は読み続けている。今回は短編集。事実と言われる歴史の裏側、語られない歴史を鋭く掘り込んで紡ぎだす人間ドラマは、虚実はさておき説得力もあり読み応え充分。

    0

    Posted by ブクログ 2023年03月16日

    ご無沙汰しております、木下昌輝さん。今作は戦国の世に生きた7人の女性に焦点をあてたフィクション作品。装丁が山本タカトさんなんで迷わず手に取った。やっぱりこの絵には魅かれるものがある。

    知らない女人も何人かいたが、その物語を読んでいくと分かる。どの物語もとにかく壮絶で驚かされる。武将に焦点をあてがち...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2023年02月17日

    短編で刊行するのは本当に勿体無い粒選りの短編集。特に阿茶と賛姫、義姫、千代の4話は長編とまではいかなくても、倍以上の文量で読みたくなる。事が成る一日前からを濃密に描くという手法も興がある。面白かった。

    0

    Posted by ブクログ 2023年02月03日

    戦国十二刻シリーズの女人編。世に知られた戦国エピソードの裏で、「女人阿修羅」の名の通り、濃いめの想念蠢く女人に因んだ七編の物語となっている。基本、よく知られたエピソードの真実とは意外やこうだったのかも、という斬新な、大胆な、時に突飛な解釈が提示され、なるほどそうきたかと物語を愉しむことができるつくり...続きを読む

    0
    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2022年12月25日

     戦国を生きていく女性たちの十二刻。
     
     特に細川ガラシャと阿茶局の物語が面白かった(*^^*)

     ガラシャの与一郎に対する愛情が重いけど、こうした解釈もできるんだなぁとしみじみ。
     そして、親子でも敵になる戦国という時代では子供を産むことも戦なんだと思い知らされる阿茶局の話。

     あー、面白か...続きを読む

    0

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