日本中世の民衆世界 西京神人の千年

日本中世の民衆世界 西京神人の千年

968円 (税込)

4pt

3.3

さまざまな社会集団や権力が併存し,紛争の解決手段としてしばしば暴力をふるう.より強大な力をもつ幕府が,それらを統合・支配しようとする.日本の中世は殺伐とした時代だ.本書は,千年の命脈を現代にまで保つ京都・西京神人に焦点をあて,生業と祭祀を紐帯に,苛烈な世界をたくましく生き抜いた民衆の姿を描く.

...続きを読む

詳しい情報を見る

閲覧環境

注意事項あり
  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア
  • 【閲覧できない環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

日本中世の民衆世界 西京神人の千年 のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    京都・西京神人に焦点をあて、現代へと続く千年の歴史をたどる一冊。垣間見える中世民衆社会の一端が興味深く、その生業や祭祀の在り方を変化させながら、近世・近代における共同体の危機を乗り越えていく様相が面白かった。

    0
    2024年05月16日

    Posted by ブクログ

     「神人」という存在は、網野善彦の著作など中世史の歴史本を読んで知ってはいたが、本書では、中世京都の「西京」とよばれる地域に生き、麹業を営みながら生きた「西京神人」の歴史が叙述される。

     その歴史の概略は、次のようなものだった。
     西京神人は北野天満宮と結び付いていたのであるが、酒麹役の免除が北野

    0
    2024年08月01日

    Posted by ブクログ

    <目次>
    はじめに
    第1章  「西京」の成立~中世京都の空間
    第2章  生業の展開
    第3章  北野祭と西京神人
    第4章  神供奉納と麹業~画期としての「文安の麹騒動」
    第5章  武家被官化と戦乱~中世末期の西京神人
    第6章  神職と麹業~近世の西京神人
    第7章  神仏分離を越えて~近代から現代へ

    0
    2023年06月16日

    Posted by ブクログ

    中世から現代までの西京神人をテーマに、歴史学のみならず民俗学的側面からアプローチしている。西京や御土居の地図を見ながら読むと楽しい。

    0
    2022年10月03日

日本中世の民衆世界 西京神人の千年 の詳細情報

閲覧環境

注意事項あり
  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア
  • 【閲覧できない環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

岩波新書 の最新刊

無料で読める 学術・語学

学術・語学 ランキング

三枝暁子 のこれもおすすめ

同じジャンルの本を探す