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カリスマ講師による「地理で世界を読み解く極意」! ロシア・ウクライナ戦争はなぜ起こった? 資源エネルギーの未来は? ポスト・シリコンバレーはどこ? 世界の今と未来がわかる「地球をめぐる知的冒険!」
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Posted by ブクログ
お恥ずかしながら地理にも経済にも世界の情勢にも疎く、目から鱗ばかりでとても楽しい読書でした。 地政学の本を読んで、地理が世界の動きに大きく関わっていることを知り、その視点で物事を見ることで国家間で起きていることの理解が進むことが面白く興味を持ち、この本も期待して手に取りました。 以前読んだ地政学の本...続きを読むは入門編ということで大まかで易しい内容でしたが、今回のものは地理の視点から時事を紐解く形でよりリアルで、そして著者の鋭い視点(時折毒舌)があることで「今」を地理の視点から読み解くきっかけとなり、学びが多かったです。メルマガ連載をまとめた本ということがあとがきで書かれており、なるほど、だからリアルタイム感(本当のリアルタイムではないですが)があるのだなと納得。 ここに書いてあること全てが絶対真実で、というわけではなく、今まで情報収集を怠ったがために狭い視点でしか見れていなかった事柄に対して、新たな視点の考えを教えてもらえたところが良かったです。 例えば、地球温暖化など大義名分を盾に各国自分たちに有利なようにエネルギー開発を推し進めようとしているとは考えもしませんでした。 地球温暖化の対策は命題で、疑うことも全くしてなかったのです。手のひらで転がされていました。 以下引用(p.103) 「現代を生きている人が不自由な思いをするほどに守らなければならない伝統なんてものは、伝統とはいいません。状況に応じて、幸せになるためにルールは適宜作り変えていくべきなのであって、決してルールを守ることが目的になってはいかんということです。」 今の日本中の人に聞かせたい言葉です。 制度も法律も古臭く、現代に追いついていないものがあると思います。 飲酒運転や性暴力の刑罰が軽いことも、法自体が時代遅れであることが否めないと思うのにすぐに変わらない。 法治国家で法の力が強いから、簡単に変えられないというのは大事な一面ではありますが、自動車が進化したり被害が目に見えているのに対応できない、救えていないというのはあまりに愚かではないかと悲しくなります。 大なり小なり、ルールを守ることに躍起になりがちな国民性を感じていて、他人の失敗には自己責任を叫ぶくせに、パイオニアになったりファーストペンギンになって何かを変える責任を取りたくなくてなすりつけ合う大人が多い印象です。 じゃあ自分が違うのか、というと、表立って行動できていないのが事実なので申し訳ないです。 オーストラリアに先日旅行に行き、広大な土地と資本が羨ましくなりました。 でもないものはないので、日本にあるもの、できることを守っていかなくてはいけないんだなと。 この本の中で書いてあった、大人が日本がダメだとばかり言ってる世の中で子供がどう思うか、は胸に刺さりました。 面目ないです。。 選挙は欠かさず行っているんですけどね。 年齢別人口比からもなかなか変わらず、統一教会のこともあり萎えることが多いですが諦めずに選挙には行きますし、こうした勉強も続けていきたいです。 自分みたいな一般人にできることは小さいけれど。。
牛や豚の飼育には資料穀物が多く必要で、アーモンドを育てるには水がたくさん必要で、いつまでも食べれないかもしれないですね。
まだ読み途中だが気になった部分があるので一つ。読みやすくしようとしてるのはわかるが、言葉遣いが少々不愉快である。 例えば、p.47「キリルⅠ世本人が戦争を支持してるじゃん!ふざけんな、ハゲ!」の部分。 まずこういった侮蔑語やびっくりマークを多用することが文章を面白くすると思ってるなら読者を舐めてる...続きを読む。単純に不快である。 またこの筆者は冒頭で、「歴史は解釈、地理は事実」という趣旨を述べているが、文章の中にあるこういった筆者の「解釈」のようなものが事実の理解に邪魔になる。 地理学から国際情勢を考えるという本書の試み自体は面白い分、かなり残念だった。
この5年位は地政学に興味を持っていますが、それらの本が出回る前は高校時代から好きであった「地理」に興味を持っていました。高校時代は受験に向けて様々な科目を勉強していましたが、思い起こすと、楽しみながらも点数もそれなりに稼げていた科目は「地理B」でした。 最近は時間もでき、好きな分野を読める身分とな...続きを読むりましたが、読みたい本が本が多くある中で、地理に関する本も楽しみたく思っています。 以下は気になったポイントです。 ・地理学は、現代世界を学ぶために最適な学問と言える、そしてその時代の地理の積み重ねによって歴史が創られると言える。だからこそ、地理と歴史は自動車の両輪のようなもの、であるわけで、どちらが欠けても認識は深まらない(p5) ・ロシアは2002年に設置されたNATOロシア理事会の存在から、純加盟国扱いとなっていた、しかし2021年10月、NATOnoロシア代表部8人がスパイであると認定され追放され、11月1日にはモスクワのNATO代表部事務所が閉鎖された(p23) ・正教会にはカトリックでいうところのローマ教皇のような世界全体を統括する組織は存在しない、正教会における高位聖職者を「主教」とよび、正教会における最高位聖職者を総主教という、現在のコンスタンティノープル総主教庁は、全地総主教と称されている。これが事実上のトップである(p35) ・1438年のフィレンツエで開催されたカトリックとの会議に出席したのは、モスクワ大主教ではなくキーウの大主教であった、東スラブの代表はキーうであると考えられていた、一方、キーウ府種協調はタタール人との戦いを通じて、ウラジミールという都市を経て、モスクワへと移動してモスクワ府主教庁となる、そしてコンスタンティノープル装総主教庁から独立して、ロシア正教会が誕生した(p37) ・第二次世界大戦後、キプロス島の住民はギリシアとの統一を望んだが、結果的に1960年にはキプロス共和国として独立した、その引き換えに、アクロティリとデケリアの2箇所に軍事基地を設けることを決め、現在もイギリス主権基地領域としてイギリス軍が使用している(p53) ・オーストラリアのリチウム産出量が世界最大であるが、実は世界最大というより、ほとんどオーストラリアでしか算出していない、というのが現状である(p117) ・環太平洋パートナーシップ(TPP)は、2016年2月に署名されているが、現在は日本とニュージーランド以外は未だ批准していないので、未発行のままである。当初は、日本をはじめ、アメリカ、カナダ、メキシコ、チリ、ペルー、オーストリア、ニュージーランド、シンガポール、マレーシア、ベトナム、ブルネイが署名したのですが、2017年1月にアメリカは脱退した(p129) 2022年10月20日読破 2024年5月27日作成
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