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Posted by ブクログ
夢枕獏『混沌の城 下』徳間文庫。
SF伝奇大河小説の下巻。
夢枕獏が度々描いている『螺旋』が物語の鍵を握るようだ。
壬生幻夜斎と蛇紅皇王に加えて、新たに登場した螺力の使い手、九魔羅。明らかになる豪剣の巨漢・武蔵と壬生幻夜斎の因縁。武蔵と行動を共にする来輪左門、蛟族と役者は揃った。
しかし、最終盤に面白さは急失速し、物語は混沌のうちに結末を迎える。
金沢城の地下に眠る『大螺王』と天台の『秘聞帖』を巡る奇怪な登場人物たちの命を懸けた争奪戦の行方は……
結末は在り来たりかな。結局『大螺王』も『秘聞帖』の正体も判然とせず。
そうか、1991年初刊行の作品だったのか……
本体価格770円
★★★★
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