中国の神話

中国の神話

ビジネス・実用
1,100円 (税込)

5pt

4.0

無体系のまま放置されていた中国の神話を、豊富な史料から発掘し、その成立・消失過程を体系的に論ずる。これらの神話はアジアから、遠くギリシャ・ローマとモチーフを共有する。日本神話理解のためにも必読、碩学による傑出した神話論である。 353ページ

詳しい情報を見る

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

中国の神話 のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    神話好きの私にはたまらない一冊。
    とは言ったものの、、やはり専門的なのでついていけない部分が多い。
    それでも世界各地の色々な神話が出てくるのでとても面白いです。
    神話についての知識が確実に増える一冊。

    0
    2010年02月01日

    Posted by ブクログ

    本書によれば、中国神話は主に西方の羌人、南方の南人(苗人)、中原支配王朝(四夷出身)の三者に端を発したようだ。殷朝を最後に、それら神話が統合もしくは体系化される事はなかったが、後に古帝王の系譜を補強する(国家の正当性を高めるための)ツールに変化し、経書などにその血脈を残していったらしい。

    地理的、文化的にも中国神話は日本神話と切っても切れない縁にあるという事をしみじみと感じた。少々古い本だが、貴重な読書体験ができたと思う。

    0
    2026年04月07日

    Posted by ブクログ

    故白川先生の書籍です。
    友人曰く「この方の書かれる本は、面白いけど眠くなる」、た…たしかに!!
    この先生はどっちかというと、一般的には漢字の研究で有名。
    でも、さすが大先生。日本の歴史や比較神話学の話も引っ張ってこられる。
    中国の神話ってわかりにくいからとっつきにくいんですよねー
    文庫もあんまり出てないみたい。
    神話と言うか、歴史っぽいんですよね。
    舜とか…
    やっぱり日本の文化って、中国の南方から来てるのかな。
    鳥トーテムとか。
    米を主食とするのもそうよね。  

    0
    2010年06月12日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    タイトルが内容をうまく表していません。
    私は中国の「神話」の本だと思って読み始めたのですが、「中国の神」話が正しい。

    結構世界各地の神話を読んでいるのですが、中国の神話って確かに聞いた覚えがない。
    中国にいるのは神様ではなく仙人だから。
    と思っていたのです。ずっと。
    ところが中国の「神話」の本がある。

    神話というからには多神教なのでしょう。
    どんな物語があるんだろう。わくわく。

    漢字漢字漢字漢宇漢字漢字勤字漢字漢字漢字……(中に二つ間違いがあります。気がついたかな?)

    襲いかかる漢字の波を払いのけてようやく理解したところによると、この本の前半部分は中国の文献を読み解き先史時代を炙り出したのち、日本の先史時代について記されている…っぽい。
    古代日本の〈神話時代の〉風習が、漢字を成り立ちを分析することによって明らかにされていく。

    それ自体は素晴らしい研究だと思うのですが、これは神話の本では?と思いつつ読み進めていくと、中国もやはり国造りから始まる神話が、古代の帝の血筋へと続いていくらしい。

    しかし中国って、大昔からいろいろな民族が土地を奪ったり奪われたりしながら国を作ってきたわけで、いくつもの系統の国や地域が複雑に絡み合っているのである。
    負けた部族〈氏族、姓〉が信じる神は、悪神に変えられたり、存在を抹消される。
    しかし勝った方も、次もまた勝つという保障はなく。
    そうやって神々は変貌を遂げていく。

    “天下的世界観のなかで成立した神話の体系は、すでに神話の原生的な基盤をはなれ、抽象化したものにすぎない。中国の神話は、こうしてその政治的な道統感のうちに自己を解消し、むしろ儒家的経典のうちに、新しい伝統をもつのである。これが中国を神話なき国とし、神話的に不毛の地とし、その神話を「枯れたる神話」とする理由であった。”

    物語としての神話は枯れている。
    そして、神は何も語らない。

    “神々の言葉は何も残されておらず、事件としてそのことが記されているのみである。そこにはロゴスの世界がない。また神々は人間的に行動することもなく、著しく非人間的である。”
    非人間だもの   まぴを

    “ここに再構成を試みた中国の神話は、わが国の神話とはなはだしく異質のものである。しかしその異質性のうちに、むしろ民族固有の様式を求めることができよう。またその異質性は、神話の展開の上にみられることであって、神話の形成過程には、東アジア世界の原質としてとらえうる、多くの類同性を指摘することができる。”

    中国の神さまを知らん、と最初に書きましたが、「封神演義」は読んでいるの。
    そのうえで、神様じゃなくて仙人の国だと思っていたんだよね。
    この本では西王母は神様ということになっているけれど、普通は仙女の大元締めみたいな書き方をされていると思う。

    時々人間から神様になっちゃうこともあるけれど(菅原道真とか)、たいてい神様は生まれついての神様で、修業をした人間がなるのが仙人だと思うんだけど、どうも中国は神様と仙人の境があいまいなのではないかと思うのだ。
    結局自信をもって言えるようなことが何ひとつ書けないくらい難しい本だったということだけ断言しておきます。

    0
    2017年03月02日

中国の神話 の詳細情報

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

中公文庫BIBLIO の最新刊

無料で読める 雑学・エンタメ

雑学・エンタメ ランキング

白川静 のこれもおすすめ

漢字 生い立ちとその背景

ビジネス・実用

漢字 生い立ちとその背景

  • 試し読み

漢字の世界 1

小説・文芸

漢字の世界 1

  • 試し読み

漢字の体系

ビジネス・実用

漢字の体系

漢字百話

ビジネス・実用

漢字百話

金文の世界

小説・文芸

金文の世界

  • 試し読み

甲骨文の世界

小説・文芸

甲骨文の世界

  • 試し読み

孔子伝

ビジネス・実用

孔子伝

詩経雅頌 1

小説・文芸

詩経雅頌 1

  • 試し読み

同じジャンルの本を探す