ドリフターズとその時代

ドリフターズとその時代

950円 (税込)

4pt

国民をテレビの前に集合させた男たち
視聴率五〇%を超えた「全員集合」はどのようにして生まれたのか。ザ・ドリフターズを気鋭の論者が舞台・演劇の視点から読み解く。

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ドリフターズとその時代 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    作者が偶然この本について語っているのをみてから読んだ不思議な出会いの本。この一文一文を書くのに裏付けを注意深く参照しながら凄く丁寧に書かれているのがよく分かりました。
    戦前からの潮流、ドリフターズ、その後
    大衆への眼差し
    クレイジーキャッツ、コント55号、ひょうきん族

    0
    2025年11月24日

    Posted by ブクログ

    ドリフターズだけでなく、お笑い史全体を眺めてみたいという目的から読んでみた。自分はドリフといえばヒゲダンスくらいしか知らない程度だったけど、四半世紀にわたって国民的芸能人として活躍する一方で、実は様々な人間ドラマがあることを知れた。新書なのに涙すら少しでた。
    もうひとつ思ったことは、ネタには必ずその

    0
    2024年09月08日

    Posted by ブクログ

    面白すぎてすぐに読み終わってしまった。
    ドリフは世代ではないし、メンバーについても志村けんくらいしかほぼ分からない状態だったのだが、
    この一冊で1960年代後半からのお笑いの流れがわかった。
    また、ドリフの笑いに対する原点や、完璧に作り込む姿勢に感銘を受けた。

    0
    2024年08月09日

    Posted by ブクログ

    誰もが知るドリフターズの笑いは分かりやすか
    ったですね。

    当時は眉をひそめる大人もいましたが、今から
    考えるとカワイイものでした。

    これほど日本中を笑いの渦に巻き込んだドリフ
    ですが、その歴史を振り返った本は少ないので
    す。

    著者はこの本では「ドリフの語りにくさ」を前
    書きで語っています。

    0
    2023年10月18日

    Posted by ブクログ

    僕が生まれる前に活躍したドリフターズというテレビ黄金期のタレントにフォーカスした本。今のYouTuberの行く末にも通ずるところがあり大変勉強になった。喜劇とは笑わせることだけではなく、哀愁も必要だということ。

    0
    2022年12月27日

    Posted by ブクログ

    昭和を代表する国民的グループ、ザ・ドリフターズ。その結成から終焉まで「全員集合」を中心に描く。

    自分にとって昭和のお笑いと言えば何より思い出すグループ。欽ちゃんともひょうきん族とも異なる笑いの世界。

    実はもともとはクレイジーキャッツと同様のバンドグループ。確かに思い出してみると高木ブーや仲本工事

    0
    2022年10月18日

    Posted by ブクログ

    芸能史・演劇史から見たドリフターズ。
    そもそもこの様な著作自体が無かったし、小学生の頃に「全員集合」を見て育った世代なので、その成り立ちからの記述は興味深く面白かったし、新鮮に感じた。
    ドリフはクレージーキャッツの流れを汲むのだろうけど、自分はクレージーの世代ではないし、ドリフ後に後を継ぐ者も居ない

    0
    2022年09月21日

    Posted by ブクログ

    前書きの通り、日本芸能、お笑い、TV史に燦然と輝くドリフターズなのに語られる本がほとんどなかった。
    再現ドラマ等もいくつか出てきているので知っている話もあったけれど著者のドリフターズ愛が伝わってくる好著

    0
    2022年08月20日

    Posted by ブクログ

    演劇史のなかに位置づけたドリフターズの評伝。リアルタイムで記憶にあるのが東村山音頭以降だったから、ドリフターズ結成前史や『全員集合』以前の物語は知らなかったことばかり。
    志村けんについていかりや長介と比較して論じているところは読み応えありです。

    0
    2022年08月18日

    Posted by ブクログ

    演劇研究者によるドリフターズの本格評伝。各メンバーの生い立ちから、結成過程、『全員集合』を経て、志村けんの死去までが綿密に綴られている。この際に、疎開、進駐軍とその撤退、集団就職、編集の進歩といったメンバーを取り巻く社会や技術が与えた影響に目配りされているのも特徴。そして本書全体を通じて、いかりや長

    0
    2022年06月19日

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