ボンベイのシャーロック

ボンベイのシャーロック

2,970円 (税込)

14pt

3.9

インドのシャーロック・ホームズが不可解な事件を解き明かす!1892年、ボンベイ。シャーロック・ホームズに憧れるジェイムズ・アグニホトリは、女性二人が転落死した事件の記事を見つける。関係者に話を聞くも、彼女らに自殺する理由はなかった。不思議に思った彼はホームズに倣って捜査を行うが、事件は一筋縄ではいかず……。

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ボンベイのシャーロック のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2022年11月03日

    物語の舞台であるインドのことも、1892年という時代も、何も知らなかった。
    人種、国籍、性別、さらにはカーストと、背景は複雑だけどここまで読みやすいのは、マイノリティである主人公の視点で観察されているからかもしれない。
    退役軍人の主人公が、知恵と軍人スキルで殺人事件を追いながら、居場所を持たずに過ご...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2023年03月07日

    はじめは、それほど面白さも巧妙さも感じなかったけど、途中から止まらなくなった。
    あーそれはあれからくるのかー、とか。
    処女作なのかな?今後に期待。
    1点、タイトルの和訳は原題に寄せて欲しかった。作者だって意図があれば原題に使っていただろうところを使っていないのだから。

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    Posted by ブクログ 2022年09月19日

    1892年インド、ボンベイ。怪我で除隊したシャーロキアンのジム大尉は二人の女性が転落した事件の新聞記事を読んで、被害者の夫であるアディに会いに行く。アディから事件の謎を解いてほしいと頼まれたジムは、変装を使い調べていくが……→

    ミステリ2割、冒険4割、恋愛と家族愛が2割ずつ、かな。あと人種や宗教も...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2022年06月06日

    ミステリというよりは、冒険小説。
    ロミオとジュリエット的恋愛小説風味あり。
    当時のインドの状況がわかって大変興味深い。
    インドって複雑なんだ。同じインド人でも人種、言葉が違い、おまけにカーストまであるから複雑。
    女性の地位が非常に低いのは悲しい。
    主人公に買われた女の子は幸せになって欲しかったが、当...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2022年07月06日

    当時のインドの様子、男女差や様々な宗教、異なる言語を持つ各地の民族、イギリス優位の政治等が緻密に描かれていて500頁を超える長編をより豊かにしていた。邦題の「シャーロック」は頂けない様な気がした。ミステリ要素は薄めで恋愛冒険ものみたいだった。

    0

    Posted by ブクログ 2022年06月14日

    名前が覚えられないのはいつもどおり。読んでいる間は楽しめたが終わってみればあまり印象に残っていない。
    インドの空気に少し触れた気はした。

    0
    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2022年07月31日

    いっときの華文ミステリの勢いが下火になってきたように感じる中、一方で存在感を出してきているのがインドやアフリカ色漂うミステリ。
    『カルカッタの殺人』(殺人事件と、背景となっている第一次大戦直後の現地の暗部へ通じる道の描きっぷりが○)、『マイ・シスター、シリアルキラー』(新感覚のアフリカンサイコサスペ...続きを読む

    0

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