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“この物語に騙されるな!”
無数に仕掛けられた伏線が大逆転を呼ぶ!
「お前の弟は殺されたのだよ」
死期迫る母の告白を受け、疎開先で亡くなった弟の死の真相を追い大学教授・仲城智一は千葉の寒村・山蔵を訪ねる。
村一番の旧家妙見家の裏、弟の亡くなった龍神池に赤い槍で突かれた惨殺体が浮かぶ。龍神の呪いか?
座敷牢に封じられた狂人の霊の仕業か?
怒涛の伏線回収に酔い痴れる伝説のパーフェクトミステリ降臨。
〈トクマの特選!〉
イラスト やまがみ彩
〈目次〉
第一章 飢えた群れ
第二章 龍の生贄
第三章 C=16調合法
第四章 殺意のとき
第五章 キ裂破局(クラック・カタストロフィー)
解説 三津田信三
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Posted by ブクログ
ひぇ〜ฅ(๑⊙д⊙๑)ฅ
久々に鳥肌たった⁝(ᵒ̴̶̷᷄⌑ ᵒ̴̶̷᷅ )⁝
すげぇな伏線回収だぁー( ੭ ˙ω˙ )੭
あらすじ
「お前の弟は殺されたんだよ!」と言い残し
息を引き取ったお母さん……どえらい遺言やwww
それを聞いた主人公の智一くん
気が気じゃあなくなり
弟くん秀二の死の真相を調べる事に
そしてある事件に巻き込まれ絶体絶命のピンチ
果たして事件を解決し弟くんの死の真相にたどり着けるのか!?
今回で2作目になるカジタツ本
「清里高原殺人別荘」も凄いおもしろかったが!
今作もすげぇ〜面白かった〜
弟くんの死の真相を調べている最中に
あれよあれよと殺人事件に遭遇
罠に嵌められ殺人の容疑者に……(´・_・`)
主人公智一くん!大ピンチ!脇が甘いぞ!(〃`・н・´〃)
しかし!今作のヒロインである!
ミニスカ探偵☆佐川美緒!参上♪♪
大ピンチのポンコツ智一くんを助ける為に獅子奮迅の活躍……♡(⑉• •⑉)
途中まで主人公美緒ちゃんでよくね〜?と本気で思いました。www
しかーーし!今作の本筋はこの事件に在らず!!
弟くんの死の真相こそが!本筋である!
無数に散らばった伏線を怒涛の回収劇が始まり!
その真相を知ってしまった瞬間!!
鳥肌!!2回、いや!3回!ฅ(๑⊙д⊙๑)ฅ
いや〜びっくりしたなぁ〜
今回もとても面白かった〜カジタツ本
隠れ名作と言われているが
なぜ隠れなのか、分からない
そのぐらい良かったです!
Posted by ブクログ
戦時中、疎開先で事故死したと思っていた弟。しかし母が死に際に、弟は殺されたのだと告げる。その真相を知るために山蔵を訪れた智一に降りかかる新たな事件。ばりばりの本格ミステリです。
一見したところ地味かなあ、という気がしました。こういうのっていかにも因習漂う村、とかを期待しますが、それほどでもないような。もっとどろどろしたのを期待してたんだけど、案外と読み口もライトだし、コンクリートの欠陥とかそういう要素はちょっと苦手だし、前評判の期待が大きすぎたかな、ってのでなかなか遅々として読み進まなかったのですが。
……いや、さすがの解決編でした。やられた! 伏線たっぷり、物理トリックはあるしそれ意外にもトリックいろいろ。そしてこの物語の終わり方も個人的に好きだなあ。
Posted by ブクログ
ことに会話文がそうなのだけれど、文章が少し生硬な感じで、ちょっと読みにくい気がする。昔の国産ミステリは女性の描き方がめちゃくちゃなことが多いが、本作はそういうことはなく、探偵役を務める美緒嬢など魅力的。その代わりというのも変だが、主人公の感情の振り幅が大きすぎて、ついて行けないところがある。終盤、主人公はある人物に怒りを爆発させるのだけれど、それが唐突に過ぎる。確かに相手の人物は怒られても仕方のないことをしているのだが、それまで主人公がむしろ家族に対しても冷淡な人物として描写されてきただけに、無理矢理な感じは残る。ミステリとしては、意外な動機+大ネタで、そう来るかという感じ。
Posted by ブクログ
いや、これは凄い。傑作だ。
現在の事件のからくりに驚愕した後、過去とのつながりが明かされ、物語はさらなるカタストロフへ。戦時中の気配が残る寒村の雰囲気や、伏線回収、そして読者への挑戦状を思わせる一文まで飛び出し、これはもう徳間書店に感謝せざるをえない。
↓以下、トリックの記録含む感想
まず、美緒が明かす赤髪連盟的真相。これがその後の智一の推理の土台になっていく。伏線は車を使うはずの花島先生が駅にいたこと、聞こえてきた電話での言葉など。ひき逃げの犯人が花島先生で、とすれば目撃者となっていてもおかしくはない都会風の男に脅されていたというのが巧い。
そして、現在の事件での一番の驚きは、やはり死体の身元だ。だが、最初は花島先生の智一を騙すための言葉もあり、見抜く手がかりはやや少ないように感じた。が、あの二又の道、何者かの尾行、「電線しか通ってない」と電話の矛盾、吉爺さんに会う日だけ薬を飲ませなかったこと、などを考えればフェアと言えなくもない。
そしてさらに驚くのが秀二は生きており、黒島先生と同一人物であるということだ。
まず、マキ子の”秀二さん”という呼び名の伏線が巧い。マキ子が知るはずのない智一の母の病気を知っていたことなども補強となっている。
そして犯人の黒島が、殺しても構わない(結局爺さんを一人殺しているのでむしろその方が楽)智一を殺さなかったこと、土地の者でないと知らない事実を知っていたことなどと組み合わせて秀二の現在の姿までも暴いている。
そして、秀二の二度の入れ替わりの真相を知ることで、一気に秀二に対する印象は変わっていき、それは智一にまで及ぶ。これが壮大なカタストロフを生み出し、読後の余韻を生み出す。
梶龍雄の今後の復刊も楽しみで仕方ない。
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