梶龍雄 驚愕ミステリ大発掘コレクション1 龍神池の小さな死体

梶龍雄 驚愕ミステリ大発掘コレクション1 龍神池の小さな死体

990円 (税込)

4pt

“この物語に騙されるな!”
無数に仕掛けられた伏線が大逆転を呼ぶ!

「お前の弟は殺されたのだよ」
死期迫る母の告白を受け、疎開先で亡くなった弟の死の真相を追い大学教授・仲城智一は千葉の寒村・山蔵を訪ねる。
村一番の旧家妙見家の裏、弟の亡くなった龍神池に赤い槍で突かれた惨殺体が浮かぶ。龍神の呪いか?
座敷牢に封じられた狂人の霊の仕業か?
怒涛の伏線回収に酔い痴れる伝説のパーフェクトミステリ降臨。
〈トクマの特選!〉
イラスト やまがみ彩

〈目次〉
第一章 飢えた群れ
第二章 龍の生贄
第三章 C=16調合法
第四章 殺意のとき
第五章 キ裂破局(クラック・カタストロフィー)

解説 三津田信三

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梶龍雄 驚愕ミステリ大発掘コレクション のシリーズ作品

1~3巻配信中 1巻へ 最新刊へ
1~3件目 / 3件
  • 梶龍雄 驚愕ミステリ大発掘コレクション1 龍神池の小さな死体
    990円 (税込)
    “この物語に騙されるな!” 無数に仕掛けられた伏線が大逆転を呼ぶ! 「お前の弟は殺されたのだよ」 死期迫る母の告白を受け、疎開先で亡くなった弟の死の真相を追い大学教授・仲城智一は千葉の寒村・山蔵を訪ねる。 村一番の旧家妙見家の裏、弟の亡くなった龍神池に赤い槍で突かれた惨殺体が浮かぶ。龍神の呪いか? 座敷牢に封じられた狂人の霊の仕業か?  怒涛の伏線回収に酔い痴れる伝説のパーフェクトミステリ降臨。 〈トクマの特選!〉 イラスト やまがみ彩 〈目次〉 第一章 飢えた群れ 第二章 龍の生贄 第三章 C=16調合法 第四章 殺意のとき 第五章 キ裂破局(クラック・カタストロフィー) 解説 三津田信三
  • 梶龍雄 驚愕ミステリ大発掘コレクション2 清里高原殺人別荘
    847円 (税込)
    冬、シーズンオフの別荘地・清里── 〝内側から開かない窓〟を設えた奇妙な別荘に、五人の男女が忍び込んだ。 彼らがある連絡を待って四日間潜むその隠れ家には、意外な先客が。 密室での刺殺、毒殺、そして撲殺……相次ぐ死によって狂い始めた歯車。 館に潜む殺人鬼の仕業か? 逆転に次ぐ逆転! 伏線の魔術師・カジタツが巧緻の限りを尽くした極上の「雪の山荘」ミステリ。待望の初文庫化! 解説 阿津川辰海 イラスト やまがみ彩 トクマの特選! 〈目次〉 第一章 叔母のくれたクリスマス・カード 第二章 密室の中の六人 第三章 こわくなかった理由 第四章 もう一人いる 第五章 死体は運ばれた? 第六章 殺人は暗黒の中で <br第七章 歳上の女、歳下の男 解説  阿津川辰海
  • 梶龍雄 驚愕ミステリ大発掘コレクション3 葉山宝石館の惨劇
    1,320円 (税込)
    少年だけが、全てを見ていた…… 帆村財閥の異端児・建夫が葉山に設立した私設宝石博物館――収蔵品の剣・銃・斧を使い、長女・光枝の三人の恋人候補が次々殺されていく。 「なぜ三重密室を作らねばならなかったか?」Why(理由)を問うユニークな“密室動機講義”から導かれる、仰天の真相とは? 昭和が終わった年/新本格勃興期、新書ミステリの雄が放った、稚気と本格推理への愛全開の熱き挑戦状(ラブレター)。 解説 今村昌弘 イラスト やまがみ彩 〈目次〉 プロローグ 第一章 トプカプの短劔 第二章 葉山で見た男 第三章 コルト・バントライン・スペシャル 第四章 ぼくは目撃者 第五章 彼女をとりまく男たち 第六章 ウルの黄金闘斧 第七章 名探偵二人 第八章 あらかじめの告白 エピローグ 後がき 解説 今村昌弘

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梶龍雄 驚愕ミステリ大発掘コレクション1 龍神池の小さな死体 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    すごい、これは傑作だ!
    過去の出来事から最近の主人公の身の回りまでとにかくたくさん提示された情報や次々起こる事件が、ひとつの真相に収束していく解決パートがほんと気持ちよくて拍手したい気分です。
    パズルのピースが全部パチッと綺麗に嵌まったような読後感。これ長らく絶版だったのもったいなすぎる!

    さすが

    0
    2024年07月23日

    Posted by ブクログ

    トクマの特選!にて購入。名作と呼ばれているのでかなりハードルが上がった状態で読んだが、軽々と超えて華麗なポーズで着地してくれたまさに傑作ミステリ。44年前に刊行、作中では戦中から昭和40年代の日本社会が味わえるのも魅力。え、そこが繋がるの!?その要素重ねてくるの!?バレない自信よっぽどあるんだなぁ、

    0
    2024年07月20日

    Posted by ブクログ

    20年以上前に疎開先で事故死した弟の真相を探るため、現地を訪れた主人公。何者かに襲撃され、新たな殺人も発生する。物語は予想もつかない方向へ大胆に飛躍するが、全ての謎が解決していく怒涛の最終章に圧倒される。おもしろかった!

    0
    2024年05月04日

    Posted by ブクログ

    ひぇ〜ฅ(๑⊙д⊙๑)ฅ
    久々に鳥肌たった⁝(ᵒ̴̶̷᷄⌑ ᵒ̴̶̷᷅   )⁝
    すげぇな伏線回収だぁー( ੭ ˙ω˙ )੭

    あらすじ

    「お前の弟は殺されたんだよ!」と言い残し
    息を引き取ったお母さん……どえらい遺言や‍‍www
    それを聞いた主人公の智一くん
    気が気じゃあなくなり
    弟くん秀二の死

    0
    2023年05月31日

    Posted by ブクログ

    この医者めちゃくちゃ怪しいな…というあからさまなところには気付いても、この人とあの人が繋がっていたことは予測できなかったので大分驚いた。その上、結局二人は相入れないまま終わり、肝心の母の想いもはっきり解き明かされなかったので、随分と無情な話と思わずにいられなかった。トリックは割とシンプルだからこそ動

    0
    2024年01月19日

    Posted by ブクログ

    戦時中、疎開先で事故死したと思っていた弟。しかし母が死に際に、弟は殺されたのだと告げる。その真相を知るために山蔵を訪れた智一に降りかかる新たな事件。ばりばりの本格ミステリです。
    一見したところ地味かなあ、という気がしました。こういうのっていかにも因習漂う村、とかを期待しますが、それほどでもないような

    0
    2022年12月28日

    Posted by ブクログ

    数え切れない伏線と想像を超えた結末。
    横溝ばりかと思いきや、もっと超えてきた。
    時代を感じるものの、今でも充分通用する。

    トクマの特選は、懐かしいだけでは無かった!

    0
    2022年06月20日

    Posted by ブクログ

    ことに会話文がそうなのだけれど、文章が少し生硬な感じで、ちょっと読みにくい気がする。昔の国産ミステリは女性の描き方がめちゃくちゃなことが多いが、本作はそういうことはなく、探偵役を務める美緒嬢など魅力的。その代わりというのも変だが、主人公の感情の振り幅が大きすぎて、ついて行けないところがある。終盤、主

    0
    2022年04月17日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    いや、これは凄い。傑作だ。 
    現在の事件のからくりに驚愕した後、過去とのつながりが明かされ、物語はさらなるカタストロフへ。戦時中の気配が残る寒村の雰囲気や、伏線回収、そして読者への挑戦状を思わせる一文まで飛び出し、これはもう徳間書店に感謝せざるをえない。


    ↓以下、トリックの記録含む感想
    まず、美

    0
    2022年05月17日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    ● 感想
     1977年に「透明な季節」で乱歩賞を取っているが、著作が絶版で古書価格が高騰している梶龍雄の代表作の1つ。徳間の特選で復刊され、期待して読んだ。期待が高すぎたため、期待以上とまではいかなかったが満足できるデキではあった。
     メイントリックは、2つの人物入れ替えトリック。仲城秀二は妙見義典

    0
    2022年10月10日

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