平生の心がけ
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平生の心がけ

704円 (税込)
499円 (税込) 12月31日まで

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3.8

経済学者として優れた業績を残した著者は、昭和8年から同22年にかけて慶応義塾の塾長を務め、誰からも敬愛された大教育者であった。本書はその小泉が「平常心づいていること」を、平明にして力強い文体で記した球玉の人生論である。晴雨を問わぬ誠実と勇気を説く各篇は、英国流の爽快なスポーツマン精神に根ざし、読む者の品格と気骨を陶冶する。他に、良い文章の書き方や病気見舞の心得など実際有用の助言に富む。
(※本書は1988/11/7に発売し、2022/3/25に電子化をいたしました)

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平生の心がけ のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    清々しい読後感。
    著者である小泉信三氏は、戦前から終戦直後の慶應義塾長であり、明仁上皇(当時は皇太子)の教育係も務められた高名な経済学者。
    本書は氏の新聞や雑誌への寄稿文を集め、昭和28年に書籍化されたものです。
    氏の著作を読むのは「読書論」、「共産主義批判の常識」に続く3冊目で、いずれも普遍的価値

    0
    2024年11月13日

    Posted by ブクログ

    慶応義塾の塾長を務めた著者の訓話を集めた本です。

    多少、修身道徳的な説教臭さは感じられますが、親しみやすく、それでいて格調を失わない、名文だと思います。

    本書からもうかがい知ることのできる著者の人徳には、深い敬意を覚えます。もっとも、旧士族の道徳について、「明治期において多少とも世の表てに働いた

    0
    2014年11月14日

    Posted by ブクログ

    さらっと読め、味わい深い良質なエッセイである。内容では、決議の尊重や言論の自由、国語改革への意見などだが、印象的なのは、「社用族」「畏怖と自由」である。「畏怖と自由」は共産主義が人が人に対して厳しいこと、それが社会主義の国で人が生きにくいことの本質であるとしている。「社用族」では人の金で飲み食いする

    0
    2014年09月13日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    昭和25年から発表された文章であるのだが、堅苦しい趣はまるでなく、優しい祖父が新しく社会に出向くであろう孫に対してゆったりと分かりやすく「平成の心がけ」を語るような本である。

    筋道をたてて論理的に納得のいくように書かれており、とても読みやすい。また、書かれた時節柄、時折登場する人々も歴史上のお歴々

    0
    2016年11月23日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    昔の慶應の学長が書かれた本。
    一番印象に残っているものは「信なきものは去る」というもの。
    落ち目だったり、旗色が悪くなっているときこそ応援すべき、というもの。自分もそうありたいということが多くかかれていた。

    0
    2018年06月24日

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