ブックライブでは、JavaScriptがOFFになっているとご利用いただけない機能があります。JavaScriptを有効にしてご利用ください。
無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
来店pt
閲覧履歴
My本棚
カート
フォロー
クーポン
Myページ
4pt
『安野光雅氏(あんの・みつまさ、画家)○日○時○分、老衰による心不全のため××クリニックで死去、八十+X歳。葬儀・告別式は○日正午より、三ヶ月間、インターネット・ホームページ○○○上において施行、したがって供花、弔慰等、金品はすべて辞退。』(本文「私の死亡記事」より)。大好きな落語の語り口を借り、得意の空想癖とユーモアを駆使して自由奔放につづった、幼少期、戦争、焼け跡、芸術、闘病、死生観……鮮やかに浮かび上がる人生の苦味と甘味。
アプリ試し読みはこちら
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
Posted by ブクログ
もとは2006年刊。 見事というしかない。「定吉」という弟子を相手に、落語風に自らを、そして世間を語る。しゃべくりも会話も絶妙。凝りに凝っているのに、ゆとりがあって、自然体、すなわち安野風。でも、絵を用いないで、これだけのことができるとは。 カバーを最初に見た時には「?」 どうやら判じ物らしい。本文...続きを読むは落語の「湯屋番」の話から始まる。妄想する湯屋番=空想亭=著者という図式が見えてくる。登場する落語はほかに、「二階ぞめき」「長屋の花見」「火焔太鼓」「黄金餅」「寝床」「首提灯」「猫の皿」「酢豆腐」「高田馬場」「笠碁」。 安野光雅作品のなかでは異色中の異色。しかも80歳でこの作品! (p.s. 人名はどこまでが本当か、見極めが必要。たとえば、二等兵時代の「石原という元ラッパ卒の友人」とか、N響アワーに出演しているきれいな娘さん「阿川ふみ」とか。)
レビューをもっと見る
新刊やセール情報をお知らせします。
空想亭の苦労咄 ――「自伝」のようなもの
新刊情報をお知らせします。
安野光雅
フォロー機能について
「ちくま文庫」の最新刊一覧へ
「エッセイ・紀行」無料一覧へ
「エッセイ・紀行」ランキングの一覧へ
会いたかった画家
赤毛のアン
悪人礼賛 ――中野好夫エッセイ集
あしながおじさん
絵のある自伝
黄金街道
カラー版 絵の教室
銀の匙
「安野光雅」のこれもおすすめ一覧へ
一覧 >>
▲空想亭の苦労咄 ――「自伝」のようなもの ページトップヘ