コモン・センス

コモン・センス

946円 (税込)

4pt

3.8

イギリスと植民地アメリカの関係が悪化するなか、王政、世襲制の非合理性を暴き、国家を冷静な眼差しで捉えたペイン。独立以外の道はなしと喝破した小冊子「コモン・センス」は世論を独立へと決定づけ、アメリカの歴史を、ひいては世界の歴史を動かした。ほかペインの筆の力が冴える「アメリカの危機」「厳粛な思い」「対談」も収録。

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コモン・センス のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

     イギリス生まれ、コルセット職人の子の労働者階級出身の知識人のトマス・ペインがアメリカ独立戦争蹶起を促した檄文の出版である。彼自身特別なわけではないものの、当時のムードがよく言語化されているらしい。
     訳者があとがきで提起している「今の日本もそうなっていないか」という問題意識は、その国債発行が1.

    0
    2025年11月21日

    Posted by ブクログ

    アメリカ独立に向けた根拠、考え、思想が迸っている。イギリスのこき下ろし加減が容赦ない。
    数世代後の世代までの責任を考えた上でのアメリカ独立の機。

    翻って、今のアメリカ政治・大統領や取り巻き、外交を、このコモンセンスとはかけ離れているのか、それか極端に行ったのかと、想像しながら読み進める。
    そしても

    0
    2025年10月04日

    Posted by ブクログ

    植民地アメリカの人々を独立戦争へと駆り立てた冊子の新訳。

    我々からすると、アメリカとは超大国であり、独立戦争は歴史のなかで当然の通過点と思ってしまうが、当時のアメリカ住民からすればまだまだ発展途上の不安定な土地だったのだろう。この本を読むと、そうした感覚が伝わってくる。
    著者トマス・ペインは、そん

    0
    2025年06月23日

    Posted by ブクログ

    聖書ネタを用いながらアメリカ独立の必要性を訴えたパンフレットで,簡潔で明快な文章だと思う。短いながらも,ジョン・ロック等のの思想の実践としていい手本になっている。

    0
    2023年06月06日

    Posted by ブクログ


     世界を変えた一冊として、歴史教科書でも取り上げられることのある、言わば檄文の書。

     第一章、第二章では、国家の役割の一般論から始まりイギリスの統治形態について、そして旧約聖書を引き合いに、君主制、世襲制の理不尽さを糾弾する。


     「以下、私が示すのは単純な事実と平明な主張、そして常識である」

    0
    2021年07月18日

    Posted by ブクログ

    ネイティブな人々から暴力で土地を奪取しておいて、イギリスからの独立は無理やり正当化しようとする宣伝書。アメリカ人の傲慢さの発芽がここにある。結局は白人クリスチャン中心思想による狂った”正義感”でしかないことがよくわかる。

    0
    2021年06月30日

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