肉食の思想 ヨーロッパ精神の再発見

肉食の思想 ヨーロッパ精神の再発見

649円 (税込)

3pt

4.0

欧米人は、なぜ動物をと畜して食う一方、動物を愛護するのか? 本書は、ヨーロッパ思想の原型を、歴史的・地理的条件に由来する食生活の伝統に求め、それに基づき形成された思想的伝統を明らかにし、日本とも比較しながら平易に説く。食という新しい視点で西洋の歴史を見直す、西洋史学究の問題作。

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肉食の思想 ヨーロッパ精神の再発見 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    本書は、日本人の立場で、ヨーロッパの思想的伝統を解明する試みです。食という尺度を用い、深い知識と洞察力で著された比較文化論となっています。日本のリーダたる人に読んで欲しい名著です。

    0
    2012年09月30日

    Posted by ブクログ

    食べ物の面からヨーロッパをみるという視点が斬新で興味深かった。
    身近で必要不可欠な食べ物という視点から考察を進めていて、読みやすかったし理解もしやすかった。

    0
    2011年07月29日

    Posted by ブクログ

    最近、世界史ブームなのと、日高敏隆さんがオススメしていたので。
    一気に読んで面白かったことは面白かったけれど、なにせ書かれた年代が古いので、現在どうなっているのか、齟齬はないのかを気にしながら読んだ。
    日本と西洋(アメリカを含むヨーロッパ)の違いを、穀物中心・コメを主食にしてきた日本文化と、肉食中心

    0
    2010年06月28日

    Posted by ブクログ

    日本に宣教に来るのは、日本の食生活の面から厳しい公卿だった。
    ヨーロッパ人はキリスト教徒以外は差別していた。ヨーロッパ人が非ヨーロッパ人と恒常的に付き合うようになったのは近代以降のこと。
    カースト制度の場合はもっぱら差別意識だけが先送りし、たいした意味もなしに階層は細分化する一方である。ヨーロッパ社

    0
    2009年10月07日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    昔書かれた本なのに、おもしろい、のか、昔書かれた本だから、おもしろいのか。
    とにかくそこら辺にある本とは視点が全然違って、すごくおもしろかった。

    抜粋:
    ・パンの役割は日本の米とは違い、主食・副食ではない
    WW1, ドイツに攻められて、パリの孤立に備えて、お隣ブルゴーニュの森に、牛、豚、羊の群が籠

    0
    2012年09月05日

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