作品一覧

  • 世界の歴史〈1〉人類の誕生
    4.0
    1~24巻880~990円 (税込)
    二本足で立った裸のサル! 人類誕生の秘密から社会を形成し、文明を築くにいたる足跡を、大胆な仮説と明晰な論理、そして独自の研究方法で解明してゆく。京都大学・今西グループが放った名著中の名著。
  • 肉食の思想 ヨーロッパ精神の再発見
    -
    1巻924円 (税込)
    ヨーロッパ人は、いったいなぜ動物を屠畜して食う一方で、動物を愛護するのか……。本書は、ヨーロッパ思想の原型を、きびしい歴史的・地理的条件が生み出した特有の食生活のパターンに求め、そのパターンにもとづいて形成されてきた思想的伝統を明らかにし、それによって規制される彼らの日常生活や心理・行動を、日本とも比較しながら平易に説く。食生活という新しい視点の導入によってヨーロッパの歴史を見直す、西洋史学究の問題作。
  • 肉食の思想 ヨーロッパ精神の再発見
    4.0
    欧米人は、なぜ動物をと畜して食う一方、動物を愛護するのか? 本書は、ヨーロッパ思想の原型を、歴史的・地理的条件に由来する食生活の伝統に求め、それに基づき形成された思想的伝統を明らかにし、日本とも比較しながら平易に説く。食という新しい視点で西洋の歴史を見直す、西洋史学究の問題作。

ユーザーレビュー

  • 世界の歴史〈9〉ヨーロッパ中世

    Posted by ブクログ

    タイトル通り、中世ヨーロッパの歴史、政治、経済、文化などを包括的かつコンパクトにまとめた一冊。高校世界史よりもう一歩踏み込みたい人にオススメしたい。

    0
    2017年06月25日
  • 肉食の思想 ヨーロッパ精神の再発見

    Posted by ブクログ

    本書は、日本人の立場で、ヨーロッパの思想的伝統を解明する試みです。食という尺度を用い、深い知識と洞察力で著された比較文化論となっています。日本のリーダたる人に読んで欲しい名著です。

    0
    2012年09月30日
  • 肉食の思想 ヨーロッパ精神の再発見

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    昔書かれた本なのに、おもしろい、のか、昔書かれた本だから、おもしろいのか。
    とにかくそこら辺にある本とは視点が全然違って、すごくおもしろかった。

    抜粋:
    ・パンの役割は日本の米とは違い、主食・副食ではない
    WW1, ドイツに攻められて、パリの孤立に備えて、お隣ブルゴーニュの森に、牛、豚、羊の群が籠城の用意に集められた。
    日本で籠城と言えば、昔から混め・塩・水でしょ。いくら肉好きだからって、危急存亡の時にまで、小麦じゃなかったのか?
    日本では、米は文字通り主食であって、副食がどんなに贅沢になっても、米は食べるし、足りなければ、塩でもかけて、米を詰め込む。つまりパリでは、パンの役割は日本の米とは

    0
    2012年09月05日
  • 肉食の思想 ヨーロッパ精神の再発見

    Posted by ブクログ

    食べ物の面からヨーロッパをみるという視点が斬新で興味深かった。
    身近で必要不可欠な食べ物という視点から考察を進めていて、読みやすかったし理解もしやすかった。

    0
    2011年07月29日
  • 肉食の思想 ヨーロッパ精神の再発見

    Posted by ブクログ

    最近、世界史ブームなのと、日高敏隆さんがオススメしていたので。
    一気に読んで面白かったことは面白かったけれど、なにせ書かれた年代が古いので、現在どうなっているのか、齟齬はないのかを気にしながら読んだ。
    日本と西洋(アメリカを含むヨーロッパ)の違いを、穀物中心・コメを主食にしてきた日本文化と、肉食中心・主食と副食の区別のないヨーロッパ文化を比較してきた文化論で、切り口も新鮮。
    ただ、肉食文化には人と動物の間に一線を画すことを根本に置く「断絶論理」があって、だから「人間=ヨーロッパ人種でキリスト教」からハミ出す相手に対して排除する方向に向かったが、日本人はそうではない……というところにはどうにも頷

    0
    2010年06月28日

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