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青木ヶ原で白骨化した死体が語る真実、自殺死体の行方、首つり自殺の落とし穴、一酸化炭素中毒の恐怖、家族の苦渋、21世紀の検死システムなど、変死体解剖歴30数年の著者が自殺死体から読みとった事実を明かす!
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Posted by ブクログ
これを読めば、いかに自殺したくなくなるのがよく分かります。
こんなむごたらしい死に方をするぐらいなら、死ぬ物狂いで生きた方がまし、という感じですかね。
上野さんはあくまでも自殺した死体を解剖した経験を踏まえて、自殺はいかに迷惑か、そうした社会背景などを書いて自殺を止めるよう、警鐘を鳴らす文で締めくくられています。
レビューではありきたり、と書かれていますが、死体を通しての自殺防止本はありません。
いかにむごたらしいか、じっくり読むことをおすすめします。
赤鬼の描写も、ものすごくえぐいです。グロ画像はありませんけど、描写が生々しいのです。
Posted by ブクログ
あまりに有名ですが、元監察医である法医学者のエッセイ。
例えば樹海で何か薬を呑んで眠るように……なんて考えても、
過剰服薬だけでは
なかなか死ねるもんじゃなくて(普通、呑み過ぎたら吐くよ)
意識朦朧としたまま凍死するとか、
あるいはフラフラの状態で縊死に漕ぎ着けるとか、
第二段階に到達しないと死は訪れない、ハズ。
で、そこを首尾よく超えたら乱歩の「虫」よろしく、
後はジワジワ腐敗という名の死神に蝕まれるワケで、
自殺に妙な美しい幻想など抱くべきではない、
死体は皆、無惨なもの――という一貫した主張には深く頷いた。
ただ、現場を捌く人の苦労や遺される者の悲しみを考えたら
自殺なんか出来ないだろう、いや、してはいけないのだ、
って言われると、そこは、ちょっと、ウーンと唸ってしまう。
同意見半分、同時に、
どうしても死を選ばずにいられない人の気持ちもわかる気がするので。
難しい問題です。
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