花びらめくり

花びらめくり

539円 (税込)

2pt

「誘ってきたのは奥さんです」「私は犯されました」「妻と部下は、悦びあっていました」。不貞の現場でせめぎ合う間男、妻、夫それぞれの“真相”(「藪の中の情事」)。あなたからの贈り物は、左腕でした。私の体を知り尽くすその手は、何度でも快楽の波を呼び起こす(「片腕の恋人」)。物語に感応し溢れ出る一片、また一篇。団鬼六賞受賞作家があなたの欲望の蓋を開ける艶やかな官能短編集。

...続きを読む

詳しい情報を見る

  • カテゴリ
    アダルト
  • ジャンル
    官能小説
  • 出版社
    新潮社
  • 掲載誌・レーベル
    新潮文庫
  • 電子版発売日
    2017年03月31日
  • コンテンツ形式
    EPUB
  • サイズ(目安)
    2MB

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

花びらめくり のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    今まで読んだ官能小説の中で一番好きかも知れない。
    関係性や心情、行為それぞれに表現の豊かさを感じました。男女だけではなく、同性愛も含まれていたのも面白かったです。花房観音はいいぞ

    0
    2023年06月04日

    Posted by ブクログ

    「近代文学を代表する文豪たちが書いた名作を元に、私の妄想をくわえて官能小説にしたものを集めたのが本書である。」(あとがきより)

    芥川の「藪の中」、川端の「片腕」、谷崎の「卍」、漱石の「それから」、三島の「仮面の告白」に材を取った短篇集。

    *****
    「藪の中の情事」…夫の告白が最も新鮮だった。な

    0
    2017年04月30日

    Posted by ブクログ

    名だたる文豪の名作に似せたタイトル…の短編集のようです。内容もそれを元にしているのかは不明ですが、それぞれエロスを感じさせる話達…何かに取り憑かれたような登場人物達…。花房先生は初読みでしたが他の作品も読んでみたくなりました。

    0
    2025年07月13日

    Posted by ブクログ

    『片腕の恋人』他人から見たらグロテスクでしかない状況だけれど、愛する人の左腕さえあれば、しかもその腕が感情を持ってるかのように愛してくれ、ずっと一緒にいてくれるとするならば、これ以上の幸せはないだろう。妄想をかき立てられる物語だ。川端康成の原作も読んでみたい。 『それからのこと』の三千子は感じ悪い女

    0
    2022年12月30日

    Posted by ブクログ

    日本文学の短編名作のパロディ集。
    と言って仕舞えばそれまでだが、それが「性」を題材にした官能小説的手法となると、これまたそれまでな感じがする。
    とはいえ、なんだろう、結構面白かった。
    短編集なので、読みやすいし、なによりライトな感じに収まっているところが、なんだか気に入ったようである。
    つまり、なん

    0
    2019年09月05日

    Posted by ブクログ

    2017年、18冊目は、主に隙間読書用にしていた花房観音の短編集。全5編収録。

    今回もタイトルだけ紹介。

    藪の中の情事
    片腕の恋人
    卍の女
    それからのこと
    仮面の記憶

    「文豪官能」というコトで、文豪の作品を現代設定の官能にアレンジ、remix。コレはコミック『谷崎万華鏡』のレビューでも記したが

    0
    2017年04月30日

    Posted by ブクログ

    官能短編集w
    『藪の中の情事』『片腕の恋人』『卍の女』『それからのこと』『仮面の記憶』・・・どっかで聞いたことのあるようなタイトルだなーと思っていたら「文豪官能」だとかw

    文豪の名作のエロい部分を膨らませて書いた妄想短編?w
    面白そうでしょ~?www
    っつっても、原作は読んでないので、探して読んで

    0
    2016年11月24日

    Posted by ブクログ

    官能小説の短編集。『藪の中の情事』『片腕の恋人』『卍の女』『それからのこと』『仮面の記憶』の5編を収録。解説によれば、文豪官能と名付けて、文豪たちが描いた名作に官能のスパイスを加えた短編集のようだ。いずれの短編も文豪の名作に似たタイトルが付いているなと思ったが、その理由に納得。

    『藪の中の情事』。

    0
    2016年10月02日

    Posted by ブクログ

    3.7 実際の小説をもとに官能小説に再構築した短編集。官能が目当てだとしても官能だけで終わらない小説家としての才能を感じる。なかなかもう一度読みたいと言う官能小説には出会えない。実際経験することはないであろう同性愛が題材の2篇は本当ドキドキして読んだ。

    0
    2025年07月07日

    Posted by ブクログ

     文学的な香りはするがそれでもいわゆる官能小説だろうか。昭和の文豪のような世界観や文体。江戸川乱歩や谷崎潤一郎を読んでいるような気分になる。妙に心に残る読み応えのある小説だった

    0
    2023年11月02日

花びらめくり の詳細情報

  • カテゴリ
    アダルト
  • ジャンル
    官能小説
  • 出版社
    新潮社
  • 掲載誌・レーベル
    新潮文庫
  • 電子版発売日
    2017年03月31日
  • コンテンツ形式
    EPUB
  • サイズ(目安)
    2MB

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

新潮文庫 の最新刊

無料で読める 官能小説

官能小説 ランキング

花房観音 のこれもおすすめ

同じジャンルの本を探す