ブックライブでは、JavaScriptがOFFになっているとご利用いただけない機能があります。JavaScriptを有効にしてご利用ください。
無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
来店pt
閲覧履歴
My本棚
カート
フォロー
クーポン
Myページ
3pt
女優の弓香の元に、かつての同級生・理穂から届いた故郷での同窓会の誘い。欠席を表明したのは、今も変わらず抑圧的な母親に会いたくなかったからだ。だが、理穂とメールで連絡を取るうちに思いがけぬ訃報を聞き……。(「ポイズンドーター」) 母と娘、姉と妹、友だち、男と女。善意と正しさの掛け違いが、眼前の光景を鮮やかに反転させる。名手のエッセンスが全編に満ちた極上の傑作集!
アプリ試し読みはこちら
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
Posted by ブクログ
私がこの子を守らなければいけないという責任感から、娘を束縛したり厳しくしてしまうシングルマザーを毒親だと表現してしまうのはまだ自分が、未熟な子供だからなのだなと思えた。親ガチャや毒親などハズレな親を表現することはあるが、ほんとに親の気持ちをわかるのはきっと自分も親にならならいと分からないから仕方ない...続きを読むのかもしれない。しかし、ほんとに助けを求めている子供はいるし、助けなければいけない子もいるから最後の里穂の発言は納得できた。
自意識と他人からの評価との間にあるギャップを描き出している。直接的描写でなく、あくまで登場人物視点で読者に気づかせる構成なのが面白い!自意識を信じすぎず、他人からどう見えうるか?受け取られうるか?ということをおもんばかる大切さを気づかせてくれる傑作!
後味悪〜い短編集。もちろんどんでん返し。 色んな登場人物の視点から書かれてるから短編なのに読み応えある。 特に好きなのは「マイディアレスト」。「蚤取り」の改題で、これを知った時ゾクッたな… 残虐なのに痛快w
女性に科せられた境界を揺さぶる
最近よく目にするようになった、いわゆる毒親モノですが、この作品は著者による意図的な母/娘という境界への揺さぶり、そしてその揺さぶりの先に見える、女性の苦しさを描いていると感じました。単に毒親叩きには留まらない作品だと思います。
#深い #ドロドロ #共感する
読んでて辛かった。現時点では娘のほうに同情しちゃうが、いつか自分が親になったら母のほうに感情移入してしまうのかな。時間が経っても、この小説は黒いオーラを放ちながらいつまでも心の中の抽斗の奧からこちらを監視し続けるのかもしれない。表題の2作を読んでどっちがどっちと結論づけることはできないが、唯一言える...続きを読むことは、自分が人より不幸だと思い込まないようにしよう、ということだけかな。
こわいこわい!人の狂気じみた部分がすごく出てる。よくこんな話思いつくな、と思う。でもその怖さに虜になってる自分もいた。
心の奥底から湧く負の感情や、殺意へ変わっていく心情変化が、こんなにもうまく表現出来るものなんだ!と思いました。湊さんだからこそ描ける表現でもあり、作品の魅力で夢中になった読書体験でした
自分本位な考えの人(主に女性)を書かせたら、右に出る人はいないだろうなと思わせる内容でした。 結局、主人公達は自分の考え方に囚われ続けているだけに思えたし、同調も同情も出来なかったですね。 内容に反して読みやすいけど、読んでいるとだんだんと気が重くなってきました。 本当に後味の悪い読後、それで...続きを読むも星4にしたのは、読みやすかったからなのです。 この作者の作品は、これで2作目となります。 普段は自分では好んで選ばないような内容だけど、知人が貸してくれた本の中に、作者の本が数冊含まれていたので、読んでみました。 あと1冊あるんだけど、前回読んだ本といい今回の本といい、読みやすいけど気が重くなる……でも読みやすいからまた読むんだろうな…。
母と娘にまつわる殺意までに変わるほどの関係を書いた6個の短編集。 胸が苦しくて涙が出そうだった。視点が変わるだけで愛にも憎しみにも変わる、共感したはずなのに次の編では敵視した側に共感してしまう湊かなえの人間の書き方。
よかった、自分は優しくない。と思った。 あなたは優しくない。 まさにその通り。 優しい人なんて本当に滅多にいない。 優しいと言われる人の大体は、人に興味がなくて無害、無関心で、気が弱く多くのことを押し付けられる人のことを言う。 そんな人を、『押し付けてもいい人』と表すと、その人を利用しているのが...続きを読むバレてしまうから、うまく誤魔化すように『優しい人』って表現する。 そうやって、押し付けて利用する人が大半なんだろうけど、たまにその優しい様を勘違いして本当に優しくて素敵な人だと思って近付かれることがある。 でも近付けば化けの皮が剥がれて、ただの無関心で偽りの優しさだったと気付く。 その時に裏切られた、と思われて、攻撃の構図が生まれるのだ。 本人からしたら勝手に勘違いをされて心外だろうけど、その相手も同じことを思っている。 『これまで優しかったじゃねえか、いきなり何だよ』 優しさが引き起こす悲劇。 優しいだけが正義じゃない、罪にもなり得るのだ。 最後の短編の『毒親』の話もまた、面白かった。 相手が話す話の内容で、苦しんでいて助けを求めていると勝手に誤解してしまう。 本当のことは分からない。その人のことならその人にしか分からないし、その人の家庭のことならその家庭にしか分からない。 物語を読んでいて、最近あった某番組のヤングケアラー問題が脳裏を掠めた。SNSで話題になっている時から正直、違和感はあった。何も知らない外野がひとつひとつのシーンや言動を論って、叩く対象のコンテンツに仕立てあげようとしているような気がして。 例えそこに正義が本当にあったとしても、それが正しいやり方なのか。 前述しているように、私は当事者間のことは当事者間でしか分からず、限られた情報だけを頼りに他者が善悪の判断を下すことはできないと思う。 だからといって、無視して放置するのではない。 当事者から明確なSOSがあった時、その時に手を差し伸べられたらいいと思う。 SOSが出せない人もいると思う。それならば普段からSOSの出し方をそれとなく伝えることもできる。 独りよがりにならないように、見誤らないように、付かず離れずにそばにいることが、愛だと思う。
レビューをもっと見る
新刊やセール情報をお知らせします。
ポイズンドーター・ホーリーマザー
新刊情報をお知らせします。
湊かなえ
フォロー機能について
「光文社文庫」の最新刊一覧へ
「小説」無料一覧へ
「小説」ランキングの一覧へ
暁星
未来
贖罪
C線上のアリア
告白
花の鎖
リバース
母性(新潮文庫)
「湊かなえ」のこれもおすすめ一覧へ
みんなの公開リストをもっと見る
一覧 >>
▲ポイズンドーター・ホーリーマザー ページトップヘ