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天正十八年、家康は関白・秀吉から関東二百四十万石への国替えを要求された。そこは、水びたしの低湿地が多い広大な土地。家臣団の猛反対をよそに「関東には、のぞみがある」と受け入れた家康。貧村・江戸を本拠と定め、街づくりに着手。利根川東遷、神田上水、江戸城築城……日本史上最大、驚天動地のプロジェクトが始まった! ピンチをチャンスに変えた究極の天下人の、面目躍如の挑戦を描く快作誕生!
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Posted by ブクログ
とても良かった。徳川家康が豊臣秀吉により関東へと移されそこで新たな都市を作る過程が描かれている。利根川を無理やり曲げることで沼のような土地だった場所を人が住めるようにし、貨幣を作ることで経済のあり方を変え、上水を整備することで多くの人が生活できるようにする。江戸城の築城にも多くの人が関わっていて、最...続きを読む後の章の天守閣が白の漆喰で塗られた理由(作者の考え?)が平和の象徴及びそれまでに亡くなった人への墓標というのも感慨深い。 東京の地理にもっと明るかったらもっと楽しく読めたし実際の土地へ行けたのに、残念。 1から都市を作るってすごいことでもう日本じゃぁ起きないよな。
何もなかった江戸の町を作るために、尽力した人たちがたくさんいたことが印象的でした。 川を曲げたり、石を切り出して積み上げたり、何人の犠牲があったのだろう。この土地が愛おしくなりました。
短編の連作で、表題に沿ってとても読みやすく書かれていました。家康や支えていた側近、職人、二代目の秀忠まで、その人柄が手に取るように解りました。清々しい読後感に満たされました。
2021年7月16日 鳴かぬなら鳴くまで待とうほととぎす この言葉が実感できる5篇だった。 江戸を領地とするマイナスをどうプラスに転じるのか。不可能と思うことを根気強くやり遂げる粘着気質。 そして人を見る目。 壮大な都市つくりをやってのける手腕にわくわくした。 身分の低い者達が話す言葉もぞんざいだが...続きを読む、仕事は着実で、矜持を持っているところもどっしりした太い基盤に違いない。 たぬきオヤジのイメージだった家康が、こんなにも有能だったと目からウロコで楽しい読書になった。
江戸の町ができる様子が目に浮かんできました。 まちづくりを5話に分け、エピソードとともに語られています。 その一つに、江戸を水浸しにしている原因は利根川だと結論づけたら、その流れを変える工事に着手するなど、応急処置ではなく恒久的な対応をして現代に至ります。 真因を突き止めることの大事さを学びました。
各章で違う物語。それぞれの章で出てくる登場人物の掛け合いが面白い。東京の有名な地名の由来も紹介されていて、「あ、これがあそこか」という歴史の面白さを体験できるよさがある。良書。
温故知新
まさしく古きを訪ね新しきを知る。私は高校では日本史というものを履修しなかったのであまり詳しくはない。漫然と東京で暮らし、東京で働いていた。著書に出てくる登場人物のほとんどを知らなかったが、この本を通じて詳しく知りたくなった。というのも、今の東京を知っていれば、家康の偉業がどれほどのものなのか、いや、...続きを読む家康の家臣たちやその人足たちの努力や知恵がどれほどのものなのかまざまざと植え付けられた。特に利根川を曲げ、犬吠埼まで流すなどという発想はもはや地図を変えている。この壮大なシムシティを現実に行い、これほど先の未来を描いていたのは世界史を見てもそういないのではなかろうか。東京の様々な由来を知ることができたので、これからの散歩がますます楽しみになった。小生、27歳という若輩者ではあるが、この本にこの年で出会えたことに感謝する。
タイトルは「家康、江戸を建てる」とありますが、歴史の中に埋もれた職人さんたちのお話です。利根川の東遷事業や貨幣鋳造のお話など、江戸時代初期の街づくりがどのように行われていったのかがわかります。 利根川東遷事業が行われていなければ2019年の台風被害でさらに甚大な被害が出ていたかも知れないと思うと、先...続きを読む人たちが苦労していたことに感謝しかありません。
「家康」自身の話ではなく 「家康」の命で江戸の町を作った男たちの連作 利根川や荒川の付替えをした人 小判の鋳造をした人 江戸城のための石を切った人 神田上水を引いた人 江戸城の天守を作った人
徳川治世の礎となる江戸という都市が、当初沼地の状態から如何にして形作られていったかを、五つの物語を通して描いた本。利根川東遷を担った伊奈氏による治水、貨幣鋳造による経済基盤の整備、玉川上水に代表される水道の敷設、石材の調達から始まる石垣普請、そして白漆喰の天守建設と、異なる分野の取り組みを通して、一...続きを読むつの都市へと収束していく構成が印象的。 「江戸版プロジェクトX」とでも言うべき魅力がある。歴史の表舞台に立つ武将ではなく、現場で試行錯誤を重ねる技術者や職人たちが主役として描かれている。壮大な計画も一足飛びに成功するわけではなく、失敗や衝突を経て形になっていく。その過程には理想だけでは進まない現実の重みがあり、その積み重ねこそが江戸という都市を成立させたのだと感じた。 何かで知ってはいたが、家康自身「鳴くまで待とう」という受動的な人物像ではなく、一国の主として方向性は示しつつ細部には踏み込まず、任せるべきところは任せる。その一方で、期待に応えられなければ厳しく叱責するという、現代の(一部の)上司にも通じるような苛烈さがある存在として描かれている。何を求められているのかを読み取りながら成果を出していく難しさは、現代の仕事にも通じるものがあるのかも。 歴史の裏側にある、職人による「作る」という営みに光を当てた本書は、現代にも通じる示唆を与えてくれる一冊。
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家康、江戸を建てる
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門井慶喜
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