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平安末期、武士の道を捨て家族を捨て、ただひたすらに和歌の道を究めるため出家の道を選んだ西行。その心の軌跡を、伝承歌も含めた和歌の数々から丁寧に読み解き、桜を愛し各地に足跡を残した大歌人の生涯に迫る。 ※本作品は紙版の書籍から口絵または挿絵の一部が未収録となっています。あらかじめご了承ください。
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Posted by ブクログ
武士であったのに出家したこと、容姿端麗であったことに加えて、 「願はくは花のしたにて春死なん その如月の望月のころ」 「花に染む心のいかで残りけん 捨て果ててきと思ふ我が身に」 など、花と月を多く歌に詠んでいるところから、西行には繊細でナイーブなイメージを持っていました。 でもこの本を読むと、意外と...続きを読む「陽」な感覚の人であったようです。「花に染む」の他にも、出家して世を捨てたはずなのに花に心奪われたり寒い時期に寒がったりする自分を詠んだ歌も結構たくさんあるのですが、そんな自分を「ダメだなあ」と恥じるのではなく、客観的に興味深いと思って見ていたり。 花や月を詠んだ美しい歌の他にも、言葉遊びが楽しい歌や戦ばかりの世の中を冷めた目で詠んだ歌などもあって、クスッとなったり驚いたりウットリしたりしながら読みました。
ビギナーズ仕様なのに、結構読みごたえがある。 出家から死ぬまでの西行の心の軌跡、和歌に対する姿勢が何となくわかる。 ちと難しくて眠くなるところも・・ゲフゲフン
西行和歌を一首ずつ、丁寧に解説してくれる。 ずいぶん詳しい解説なので、読み終えるまで、日にちがかかってしまった。 やはり、 願はくは花のしたにて春死なむ その如月の望月のころ この本の歌の中でも、この歌が一番好き。 ☆私は春、花の下で死にたい。願わくは、 釈迦入滅の二月十五日のころに、満月の光...続きを読むを浴びた 満開の桜が、私と私の死を照らし出さんことを。 。。。西行は、文治六年(1190)ニ月十六日に、 この歌の通りに死を迎えた。。。 好きな歌 うなゐ子がすさみに鳴らす麦笛の 声に驚く夏の昼ぶし ☆うない髪の幼い子が気まぐれに鳴らす麦笛の声に、はっと目が覚めた。私は夏の昼寝をしていたようだ。 行方なく月に心の澄み澄みて 果てはいかにかならんとすらん ☆月を見ていると、私の心は澄みに澄む。このまま どこまで澄んでいくのだろう。私は一体どうなってしまうのだろうか。 籬に咲く花に睦れて飛ぶ蝶の 羨ましくもはかなかりけり ☆籬垣に桜の花が咲き、花に睦れるように蝶が飛ぶ。羨ましい限りであるが、同時にむなしくも感じてしまう。
取り敢えずこれ読めば西行の人物像は大体摑めるかなという感じ。 テーマ毎に六十首取り上げて解説。縁のある歌も適宜紹介。
本やさんで見かけて、そういえば西行についてほとんど知らないなと思って、手にとった本。一首ずつ解説しながら、歌ごとに独立でなく、西行の生涯の中での位置付けもわかりやすく書かれている。著者の、西行に惹かれつつ冷静に語ろうとする姿勢も面白い。参考文献と初句索引が付いていてべんり。
平安朝末期の大歌人西行。花―わけても桜―と月を愛し、和歌の道を究めんとした漂泊の歌人の生涯に(伝承歌含め)項目60首、全体で300首以上から迫ったもの。 歌をどう詠むかでなく、歌に何を詠むかに心を砕き続けた西行。彼が何を詠み、何を感じ考えたかということを丹念に読み解こうとはしている。が、著者の解説...続きを読むや解釈がやや小難しいというか衒学的というか、「歴史背景などをそこまで知らないと味わえないものか」と、かえってとっつき難いものに感じられてしまう面もなきにしもあらず。 序文で著者のいう「西行研究書」という趣で、シリーズ名の「ビギナーズ・クラシック」の割には、読者に要求するレベルは高い気がする。むろん自分にはかなり難しく、西行の和歌そのものを味わいきれなかった。 項目となった和歌が目次になっているので、最初から順に読むよりも、知っている歌や気になった歌の項目から読む方が楽かもしれない。
西行の60首の和歌から彼の人生や心を辿る本書。 当時は仏教に従って出家し世を捨てる事と和歌を読む事は相反する行為であったらしい。 仏教では和歌を狂言綺語(真理に背くつまらない言葉、人を惑わすほど飾り立てた言葉)とし、和歌を含む文学や芸能が不毛語戒(嘘をついてはいけない)の戒律に触れるされていた。...続きを読む 西行はそれでも大好きな和歌を詠み続け、和歌と仏教を結びつけようと生涯を賭けたパイオニアの1人であった。 仏教を追い求めながらも花好きの執着を見せたり、男友達との死別のテーマを和歌っぽくするためあえてBLっぽく表現したり、崇高ぶらない人間っぽい姿に好感が持てた。 また西行を探る著者の姿が、SNSから投稿者が何をして何を考えていたを突き止めるデジタルストーカーと重なり面白かった。
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ビギナーズ・クラシックス 日本の古典
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西澤美仁
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