作品一覧 1~7件目 / 7件<<<1・・・・・・・・・>>> 新着順 新着順 人気順 評価高い順 価格安い順 価格高い順 本と偶然 3.9 エッセイ・紀行 / エッセイ 1巻1,980円 (税込) 世界が注目する作家キム・チョヨプ初のエッセイ、待望の邦訳! 「書きたい」わたしを見つける読書の旅 「わたしをとびきり奇妙で輝かしい世界へといざなってくれた。そんな偶然の瞬間を、及ばずながらここに記していこうと思う。」 本が連れていってくれた偶然の瞬間、 「作家キム・チョヨプ」になるまで 「なぜ物語を書くのか。その根底にある思いを探るとき、わたしは街灯に沿って家路をたどっていた十七歳の夜を思い出す。」 キム・チョヨプ初のエッセイ『本と偶然』は、読書の道のりを振り返りながら、そこに「書きたい」自分を見つける探検の記録だ。 SFというジャンルについて説明を求められ答えを探すために本を読み、専門外のノンフィクションを書くために本を読む。そして小説を書くために本を読む。 「物語と恋に落ちるときのあの気分、それを再現したいという願いが、わたしの「書きたい」という気持ちのまんなかにある。」 読むことがどんなふうに書くことにつながるのか、出会った本が書き手としてのわたしをどんなふうに変えたのか、「読む人の読書から、書く人の読書へ」と変化するなかで「偶然本に出会う喜び」をありのままに綴ったエッセイ集。 冷たくも美しい世界の上に キム・チョヨプが描くユートピア 「ひとりの人間の心を、内面世界を揺さぶり、消すことのできない痕跡を残して去っていく物語」。「わたしもいつかああいうものをつくりたい」という純粋な気持ちが、今日、「作家キム・チョヨプ」という世界の出発点となった。 日韓大ベストセラー『わたしたちが光の速さで進めないなら』、『地球の果ての温室で』、『この世界からは出ていくけれど』、『派遣者たち』、『惑星語書店』まで、リアルな創作秘話も垣間見られる貴重な一冊。 * * * いまでも自分は引き出しのない作家だと思うけれど、以前ほど不安には思わない。わたしのなかで文章を書くことは、作家の内にあるものを引っ張り出すというより、自分の外にある材料を集めて配合し、積み上げていく、料理や建築に近いものに感じる。学び、探検すること、なにかを広く深く掘り下げること、世界を拡張すること。これらすべてが、わたしにとっては執筆の一環と言える。(「詰めこんでいればいつかは」より) *** わたしは純粋な愛情や楽しみと引き換えに、作品を書くために本を読むようになった、そして、それを一種の仕事病だとぼやいているけれど、ひょっとするとこの不純な読書こそがわたしの世界を拡げているのではないか。乗り間違えたバスが、存在さえも知らなかった町の見知らぬ場所へ連れていってくれるように。 わたしはこれらの本に乗せられて、しばしば予想外の世界へ旅立つ。「意外」と「偶然」の領域、それこそが不純な読書の楽しみだ。(「不純な読書生活」より) *** わたしを泣かせ、笑わせ、胸を詰まらせ、思いに浸らせた数々の物語の合間に、「書きたがる自分」を新たに見つける。ひとりの人間の心を、内面世界を揺さぶり、消すことのできない痕跡を残して去っていく物語、そういうものを書きたかった。わたしは誠実な読み手となり、同時に、書き手へと変貌する。(「書き手の目で」より) *** 考えもしなかった世界へわたしたちを導くのが本だとしたら、本屋はその偶然の出会いを可能にする通路だ。より多くの本がそんなふうに偶然、わたしたちのもとへ届くといい。それぞれの閉ざされた世界にひびが入るなどのたいそうなことは起きなくても、わたしたちは少しだけやわらかく、しなやかになれるだろう。もしかすると、ただそういった偶然の衝突が日常に加わるだけでじゅうぶんなのかもしれない。(「偶然の出会い」より) *** もどかしかった。どうしてわたしの書く人物は果敢に旅立てないのだろう。どうしてわたしは爽やかで風通しのいい世界をつくれないのだろう。わたしが初めてSFを好きになったのも、それより先に科学を好きになったのも、それらがわたしをいまいる場所から遠くへ連れていってくれたからだ。複雑な人間史を忘れさせてくれ、巨大な宇宙と人間だけが存在する、冷たくも美しい世界に向き合わせてくれたから。それなのに、いざ自分で小説を書くとなると、その広漠たる世界に入ることを尻込みしている。(「冷たい宇宙のユートピア」より) 試し読み フォロー この世界からは出ていくけれど 4.3 SF・ファンタジー / SF(海外) 1巻1,210円 (税込) 話題作『わたしたちが光の速さで進めないなら』に続く第2短篇集、待望の文庫化! 人より何十倍も遅い時間の中で生きる姉との葛藤を描く「キャビン方程式」など、社会の多数派と少数派が共存を試みる7つの物語。 試し読み フォロー 惑星語書店 3.7 SF・ファンタジー / SF(海外) 1巻2,640円 (税込) 翻訳機が使えない本だけを売っている辺境の惑星の書店を訪ねてきた女性の意外な目的とは……(表題作)。物に触ると鋭い痛みを感じる女性の家には、かつての思い出の品があって……『サボテンを抱く』。見たこともない不思議な世界の瞬間へと誘われる掌篇14作 試し読み フォロー 派遣者たち 4.5 SF・ファンタジー / SF(海外) 1巻2,970円 (税込) 地下都市に暮らすテリンは、もはや人が住めなくなった地上へ行くことを切望していた。師匠のイゼフが地上の素晴らしい夕焼けの美しさや夜空を横切る星の輝きを教えたから。だがタリンは地上へ行ける“派遣者”になるための試験の直前、不思議な幻聴を体験する。 試し読み フォロー わたしたちが光の速さで進めないなら 4.3 小説 / 海外小説 1巻1,100円 (税込) 廃止予定の宇宙停留所には家族の星へ帰るため長年出航を待つ老婆がいた……少数者に寄り添う心温まる未来を描く短篇集、文庫化! 試し読み フォロー サイボーグになる テクノロジーと障害,わたしたちの不完全さについて 4.3 社会・政治 / 福祉 1巻2,970円 (税込) 世界が注目するSF作家と,俳優にして弁護士の作家.ともに障害当事者でもある二人が,私たちの身体性とテクノロジーについて縦横に語る.完全さに到達するための治療でなく,不完全さを抱えたままで,よりよく生きていくための技術とは? 韓国発・新しい社会と環境をデザインするための刺激的な対話.韓国出版文化賞受賞作. 試し読み フォロー 地球の果ての温室で 4.1 SF・ファンタジー / SF(海外) 1巻2,200円 (税込) 謎の蔓草モスバナの異常繁殖地を調査する植物学者のアヨンは、そこで青い光が見えたという噂に心惹かれる。幼い日に不思議な老婆の温室で見た記憶と一致したからだ。アヨンはモスバナの正体を追ううち、かつての世界的大厄災時代を生き抜いた女性の存在を知る 試し読み フォロー 1~7件目 / 7件<<<1・・・・・・・・・>>> キムチョヨプの詳細検索へ
ユーザーレビュー 一覧 >> 派遣者たち SF・ファンタジー / SF(海外) 4.5 (11) カート 試し読み Posted by ブクログ ネタバレ エピローグにて、ある人とある人の別れが、生と死という概念では説明できない繋がりによって再び繋がる描写がある。 今、生きて存在してる私・私の大切な人たち、過去に亡くなってしまった大切な人たちが、私たちの今の生が終わった後にこうしてまた会えるといいなと思う。 0 2026年03月30日 この世界からは出ていくけれど SF・ファンタジー / SF(海外) 4.3 (21) カート 試し読み Posted by ブクログ ネタバレ 相互理解って、どれほど難しいことなのか。それをしようとすること自体の尊さと、欺瞞と、そして結局のところ不可能かもしれないということ。 けれども理解しようとする、もしかしたらそれは酷いことかもしれないけど、理解しようとすることが大切なんだと私は思う。思うことにしました。 0 2026年03月29日 わたしたちが光の速さで進めないなら 小説 / 海外小説 4.3 (31) カート 試し読み Posted by ブクログ どれだけ技術が進歩しても、人と人との繋がりは大事だと改めて思いました。 「感情の物性」が個人的に一番興味深い内容でした。 0 2026年03月26日 わたしたちが光の速さで進めないなら 小説 / 海外小説 4.3 (31) カート 試し読み Posted by ブクログ めちゃくちゃ面白かった。 SF短編集なのですが、個人的には「館内紛失」が一番すき。 母娘関係を題材するとどうしても暗くて重たくなるんですよね。なぜなら、してもらえなかったことに言及せざるを得ないから。 それをここまでやさしく汲み上げたのはすごいなと思った。 どの作品もあたたかな読後感が素敵。 0 2026年03月18日 この世界からは出ていくけれど SF・ファンタジー / SF(海外) 4.3 (21) カート 試し読み Posted by ブクログ ネタバレ SFというジャンルではあるものの、本質は他者との分かりあえなさについて描かれた小説だと感じた。 著者が「感覚バブル」という言葉を使って説明している、一人ひとりが知覚している世界の違いとそのすれ違いについて思いを馳せることができて面白かった。 0 2026年03月15日